昨年は10年ぶりの人事異動でした。生まれ故郷で特別支援教育に関わることができたことは、私の人生にとって、重要な意味がありました。
そしてここでは自然や校舎がきれい、気さくで温かい方が多く、仕事にやりがいを感じています。
「丁寧な配慮や働きかけは、子ども自身が生き生きと、自分らしく生きていくために必要なのであって、標準に近づかせるためではありません」とは、言語聴覚士で、子どもの発達支援を考えるSTの会代表の中川信子先生のことばです。
「学力向上」は大事だと思います。ただ、他県と比べるのではなく、その子にとっての育ちを支援するという視点が特別支援教育の本質なのではと。
年齢的に「教頭先生に」というお誘いもありますが、この地域に専門性の高い特別支援教育を創造するため、定年まで「教諭」として勤めます。退職後は、公立学校の裏表を知り尽くした言語聴覚士として、民間の立場で応援するのが夢です。どなたか一緒にやりましょう。
皆様にとって良い一年でありますように。
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