たとえば、
「ハシって知ってる?」
と尋ねられて、
「知らない」
と答える。
でも、「ハシを使うまねをして」
という指示では、
上手にハシを使ってご飯を食べる動作ができる場合。
単純に「ハシ」を知らないのか、とはならないわけです。
もう少し、掘り下げた検討が必要かと。
1 「知っている」の問われている語用論的意味がわからない(どう答えて良いかわからない)
2 「知っている」と答えた場合、「説明して」と再質問されるのを避けている
3 言語的な定義はできないけれど、経験している動作とことばとは結びついている
4 「橋」なのか「箸」なのかわからなかった
5 経験上の様々な箸の形状、場所の中で、どの箸を質問されたのかわからなかった。
他にもいろいろと。
検討のためには、
1 イラストでハシを示して、知っているか尋ねる
2 いくつかのイラストを並べて、「ごはんを食べるとき使う物」と質問して指さし回答
etc.
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