私はその分野の専門家ではないので、偉そうなことは言えませんが、タイトルのことばは、本質的な誤解ではないかと思います。
私も現場で、シールを貼ってあげたり、場合によってはガムをあげる、など報償を与えることがあります。
しかしいつまでもそうするわけでなく、ガムをあげる頻度を下げたり、誉めことばに変えたりして、徐々に報償の量や質を変化させています。ついには、特段の報償がなくても、その行動がとれる、それがこれまでの実際です。
もちろん、それは指導者の都合のためでなく、子ども自身の成就感、子どもの生活の質の向上のためです。
最近有効と感じているのは、
「さすが、○○の女王様(プロ)になりました」
「おお、5年生レベルをクリアしたね」
「3段レベルクリア」など。
「○○できないと、5年生になれないよ」というのは、あまり効果がないし、子どもの自尊心を傷つけるかな・・・。「○○できたら5年生になれるよ」の方がまだいいかな。少ししかできなくても、「5年生に近づいた」と肯定的に評価したいものです。
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