大きな声ではっきりと「あいうえお表」を読みましょう、というような指導は、構音指導ではありません。
指導の効率性を考え、子どもの構音の実態に合わせ、指導のねらい、方法を十分検討した上での指導が大切です。
正しい音を聞かせても正音がすぐには出せない子に、真似をして言わせる練習を繰り返すだけというのも、構音指導ではありません。
被刺激性(正音を聞かせると、正しい音が出る)がないのに、真似させるというのは、子どもの負担を増やすだけです。また、誤った音を繰り返させるのは、誤音をかえって固定化させることにもなります。
まずは聞き分け練習、語音弁別力の育成が必要でしょう。
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを
***
PR