個別の教育支援計画で引き継ぐべき、最も重要な内容。
それは、「子どものヒストリー(歴史)」であって、「項目」ではない。
私は教育行政の個別の教育支援計画のひな形作りにかかわったことがある。
その時チームが確認したのは、
「様式は一例。子どもの実態や学校事情などに応じて柔軟に扱うべき」
「作ること自体が目的ではなく、関係者が一堂に会して子どものことを話し合う連携が目的」
しかし、そのポリシーは、教育の末端に行くほど硬直化する。
「この通りに作りなさい」
どんなに立派な様式を作っても、「中身」が伴わなければ意味が無い。
引き継がれても、使えない「個別の教育支援計画」を目にする。
そんな「項目」よりも、親子が歩んできた歴史、お母さんの涙のつぶやきの記録。
その方がずっと役に立つ。
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