忍者ブログ
某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[01/11 board]
[11/21 西村徹]
[02/23 留萌小学校ことばの教室]
[05/10 プー子]
[01/11 にくきゅう]
[11/25 なっか]
[10/26 さつき]
[10/12 赤根 修]
[08/21 赤根 修]
[05/28 miki]
[05/28 miki]
[05/13 赤根 修]
[05/06 赤根 修]
[04/15 miki]
[04/15 赤根 修]
[03/12 かわ]
[03/09 赤根 修]
[03/03 KY@札幌]
[03/01 赤根 修]
[02/28 hakarino]
[02/23 kさん]
[02/23 miki]
[02/12 suge]
[01/15 suge]
[01/15 miki]
バーコード
アクセス解析
[928]  [927]  [926]  [134]  [925]  [924]  [923]  [922]  [921]  [919]  [918

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

不当人事

これだけ教員の入れ替えが激しいと、もうどうでもよくなってしまいます。
私の経験則で、どうでもいいと思ってしまうときは、無理にがんばろうと思わない方がいい。
どうでもいいという気持ちを持つ時期も、次のために大事だと思っているからです。

「ことばの教室担当」は、学校への配置ではなく、地域への配置であるということは、
文部省が平成5年に通級制度を設計した際に明言していることです。

だから、通級担当が校内の仕事を過剰に背負うことで、指導時間が犠牲になったり、
人事の配置が通常学級と同じテーブルで議論されること自体が、
通級制度の精神に違反するのです。

学級担任は毎年替わるからこそ、その子を長年にわたって見ていく先生が
別に存在していることのメリットは、はかりしれません。
通級の役目はそこです。
だから、長く担当しなければなりません。
親子の立場に立って考えて欲しい。
職員室の論理ではなく。

ただ、そうしたことに理解がないなら、通級担当は辞めた方がいい。

二律背反ですが、結局は人材なのでした。

現場では、こうした基本的なことに関しても、理解がない。

手塩にかけて育てたスタッフが、数年でいなくなってしまう、という無限ループを
私はこれまで、嫌というほど経験してきました。

またか、もういいよ。それが本音です。

経験の長い多くの先生の気持ちを、そして通ってくる親子の気持ちをここで代弁します。

担当の先生が、本音の部分で、もうやりたくないオーラを発しているなら、
やむを得ないかもしれませんが、続けたいと想っている先生が、
別の部署に配属になるのを見ていると・・・。

私が転勤するかもしれないとお話しした担当の親御さんの多くから、
半分涙で、とどまって欲しいと言われました。
うれしい気持ちと、そして未だに通級担当の免許制度を作らず、
安定しない人事を放置する教育行政と、
親子の想いとの間の板挟みに遭っている教育現場の苦しみ。
この両方を想うのです。

親御さんの不安は、子どもの将来への不安なのです。

私はこうした親子の不安を共有するものです。

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 次回記事も期待の方は一日1クリック プリーズ。
   


特別支援教育 ブログランキングへ

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***


PR

Comment
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
↑ 特別支援教育ブログランキング。1クリックを




***