第4版では、数値を専門家外の人にコピーして見せることも禁じられました。保護者はもちろん学級担任でもだめでしょうね。スペシャリストなら別ですが。数値の一人歩き防止の意味もあるでしょう。数値よりも解釈が大事です。解釈は、周囲でも正確にできる人はごくわずかです。専門機関の心理職の方や、専門家チームでも一部の方、小学校教員でも1、2名のみと言っても過言ではありません。解釈の誤りによりクライエントの不利益につながることは絶対に避けなければなりません。正確に解釈できるためには、様々な知識の総合と、日常の情報との付け合せが大事です。検査結果は詳しい人にみてもらった上で、保護者や担任等と話した方がよいでしょう。それがきちんとできている先生はけっこういます。今回の第4版で、一層その思いを強くしました。今回の実技研修では、心理職の方が同席しましたが、わからないときは、詳しい人に聞く、ということを確認しあえました。
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