このことばには説得力を感じました。
他校からも通っている子がいることばの教室は、その学校の担当というだけでなく、ひとつの市町村内の子ども達の担当でもあるわけです。
そのような人材を校内の事情で次々と替えることが許されるのか、という問いです。
他職種から見れは、至極当たり前の疑問でもあると言えます。
ところが、「通常学級担任も、どんどん通級を担当して、入れ替えるべきだ。それが特別支援教育の啓発につながるのだ」という主張が、あちこちに散見されます。
それは職員室の論理であって、通級サービスを受ける側の論理ではないですね。
もっと言えば、それでは、通級担当と通常学級担任とを採用段階で分けている自治体では、特別支援教育が広まっていない、とでも言うのでしょうか?
「新しい先生への研修支援を進めるべきだ」と、「校内人事でどんどん入れ替えるべきだ」とは、両立し得ないのです。
新しい先生への研修支援を担当する教員が、校内人事で通常学級に行きました、ということが成立し得ないことは、多くの現場の報告からも明らかです。
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