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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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指導方法の前に子ども理解を

「○○障害の指導法を教えてください」
「読み書きの指導はどのようにしたらいいですか」
「一日5分でできる、発音の練習方法を教えてください」

こうした質問をよく受けます。
まず、誰かに質問する、ということ自体はとても歓迎されるべきことと思います。
ただ、相談の子どもについての情報がなければ、「指導方法」もお伝えすることは難しいです。
一般的な指導方法をお伝えしても、まずヒットする可能性は低いです。

「熱があります」という患者に、診察なしで「解熱剤を出しておきます」というのと同じです。
背景にある重大なことを見逃している可能性があります。

子どもの相談に応えるためには、子どもについての詳細なアセスメントが必要です。
アセスメントと言っても、WISCやK-ABCばかりとは限りません。
じっくりと行動観察すること、関係者から情報をいただくことも、立派なアセスメントです。

質問される方には、子どもの情報について抜け落ちている視点を私が提供させて頂くだけで、指導の手だてを自ら思いついて帰られる、ということが少なくありません。

「指導の手だては、子どものアセスメントの中にある」

ことばの教室を長く担当している先生や、特別支援教育士の資格を持つ人は、このことをしっかり学んでいるはずです。


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