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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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るるるの歌・・・「ル」の構音練習に

NHK教育テレビで毎朝7時から放送している「シャキーン」の
1コーナーです。
「る」がたくさん出てくる歌なので、
「ル」の構音練習に使えるかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=3M5bXnLqQ00



・適用例
→「る」が単語、短文レベルまで定着していて、
歌という負荷をかけても正音が出せるかどうかという段階。

・非適用例
→まだ「る」が単音、無意味音節レベルでも不安定な場合。


ちなみに「シャキーン」という番組自体も、
音の分析や、視点を変えて考えるなど、
知的好奇心をそそる内容になっていて、
結構おもしろいです。

http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin.html

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構音指導基礎講座 2 構音の発達の順序


構音の発達の順序は、個人差がとても大きいです。
下の図は、ことばの発達、構音の発達を示しています。
(かなり昔のNHKのテキストからの引用です。問題があれば削除します)

構音の発達の順序を見ると、サ、ラ、ツ、ズなどの舌先を使う音は、
年齢が上に上がってから習得することがわかります。

タ行、ダ行、ナ行も舌先を使う音ですが、
サ行のように微細に呼気のせばめを作るよりは簡単です。

パ行、バ行、マ行の口唇を使う音は早くに習得します。

人の体の運動は、中心軸から抹消に向かって発達するのと同じく、
舌先の微妙な動きも年齢が上がるとともに発達します。



(クリックで拡大)


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新年度

新年度が始まりました。

新卒の初任者研修の融通が利きにくいことは今後の改善点と思います。

1 1日日程で学校を出る研修では、たとえば半日ずつ別の日に組むということができない。
2 新卒でことばの教室担当になった先生用の研修プログラムが存在しない。
3 言語障害の研修講座と、一般の初任者研修が重なったときは、言語の研修会に参加できない。

現状では、初任者研修の内容を先生に合わせるのでなく、
先生を初任者研修の内容に合わせる、というのが実態です。

他県では、初任者研修制度の中に、通級担当用のメニューがあると聞きます。

文部科学省のHPを見ても、内容は例示のようです。

通級担当教員や特別支援学級担当教員が、通常学級の教員と同じ枠で採用
していること、免許制度がないというところに根本的な問題があるのではないでしょうか。

だから、通級を数年担当した先生は、通常学級にもどるべきだ、
などの専門性を無視した人事が当然のように進められています。

現在の研修制度そのものも、実はそうした哲学を前提にしてはいないでしょうか。

実際担当になった先生の問題ではなく、制度の問題です。
実際に担当になった先生のほとんどは、
一生懸命やろうとしています。

ただ、昨日まで皮膚科だった医師が、今日から産婦人科を
やってください、と言われたら、その医師にとっても、
患者にとっても、たいへんなことではないでしょうか。

担当が複数いて、ベテランがいる教室なら、
何とかフォローし合ってやっていける面もあるでしょうが、
一人教室で、近くに研修の機会もないという先生方の
不安の声が寄せられています。

先生にとっても、教育サービスを受ける側にとっても、
安心できる研修制度とは何か、
もっと声をあげる必要があるように思います。

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構音指導基礎講座 サ行とシは違う。

来年度、ことばの教室基礎研修会の講師の依頼を2本受けています。
また、個人的にも基礎的なご質問を頂いていますので、
その回答を兼ねて、少し原稿を書いてみます。
また、構音の指導研修DVDの頒布を中止していますが、
入手したいとのお声もちょうだいしていますので、
DVDの内容を一部引用、掲載する形で、ご要望に少しでもお応えしようと思いました。
よろしくお願いいたします。

では、まず サ行とシの違いについて・・・。

**********************************

「サスセソ」と「シ」は音の種類が違います。
「サスセソ」=「サ行」は、内緒の声(摩擦音)で、
「ス-」という音が元になっています。
内緒の声の「ス」に、有声音の「ア」を続けて言えば、
「ス+ア」=「サ」(子音の/s/+有声母音の/a/ =/sa/ )
となります。
同じように、
「ス+オ」=「ソ」 (子音の/s/+有声母音の/o/ =/so/ )
「ス+エ」=「セ」 (子音の/s/+有声母音の/e/ =/se/ )
「ス+ウ」=「ス」 (子音の/s/+有声母音の/w/ )=/sw/ )
(※w は正確な表記ではありませんが、ネット上の表記の制約のため)
となります。

ところが、「シ」はどうでしょうか。
「ス+イ」=「シ」
でしょうか?

いいえ、
「ス+イ」=「スィ」
です。
「シ」とは微妙に違います。


「シ」は、
「みんな静かにして!」と、内緒の声で、
口の前に一差し指を一本立てて、
「シー」という時の音に、
有声音の「イ」が続くので、
「シ」になります。

「シャシュショ」も同様です。
「シ+ア」=「シャ」
「シ+オ」=「ショ」
「シ+ウ」=「シュ」

つまり、「シ」は「シャシュショ」の仲間です。

「サスセソ」と「シシャシュショ」は、別の仲間です。
最初の声の部分、つまり子音部分が違います。
このことを以下の図で整理します。


(図はクリックで拡大。以下同様)

下のローマ字のUを反対にしたようなのは、
口蓋(お口の中の天井部分)を示しています。
上側が歯のある前方、下側がお口の奥の方向です。
緑色の矢印が、呼気の出る方向です。

点点の部分は、口蓋が舌と接している面を示しています。
空白は、舌と口蓋が接していない部分です。

/s/ つまり、サスセソの子音部分は、
呼気の抜け道が狭くなっています。
一方、シシャシュショ(右の図)では、
呼気の抜け道は、/s/ に比べて広くなっています。
広い抜け道の摩擦音を発音記号で書くと、
/s/を縦に伸ばしたような記号になります。
「ロングエス」と読みます。

この抜け道の狭さの違いが、音に違いを出す主役となります。


呼気の通り道を狭めることを「せばめ」と言います。

ザ行も同様です。
「ザズゼゾ」と、「ジ」は違う仲間です。
「ジ」は、「ジャジュジョ」の仲間だからです。

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自閉症・情緒障害特別支援学級

文部科学省は、やっと、特別支援学級の対象となる障害の名称に
「自閉症」を加えたようですね。

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1246163.htm

通級制においては、平成18年度から既に「自閉症」は明記されていたので、
特別支援学級の名称との間に、ねじれ現象がおこっていたわけです。

関係者にとっては、一歩前進というところでしょうか。

生まれつきの障害である「自閉症」が、
育て方が原因と誤解される「情緒障害」の枠で扱ってきたこと自体が、
誤りだったはずですから、明記されたこと自体は歓迎できます。

ただ、学級編成の仕方は、今までと変更がないようで、
たとえば、自閉症のお子さんと、情緒障害のあるお子さんがいても、
学級は一つだけで、従来通り、一緒に学習をすることになるのでしょう。

自閉症と情緒障害とでは、アプローチの仕方が全く違うと思うのですが。
学会でも学級編成のあり方についてよく議論になっています。

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通級を初めて担当する先生への支援

人事の季節になりました。
今年も通級担当は大幅な人事異動となるのでしょう。
新しく担当した先生への支援は喫緊の課題です。

「構音の指導研修DVD改訂第2版」は、のべ約300枚の発行となり、
学校の先生だけではなく、小児を担当されている言語聴覚士や、
教育行政相談担当者、関係者、著名な方からもご注文を頂きました。

現在多忙と内容の修正の必要を感じて、頒布を中止しています。


現在、ことばの教室に関する基礎的な質問を個人メールに
頂くことが出てきており、今後も増えると予想します。

そこで、通級経験の浅い先生の基礎的な質問に答えるなど、
交流の場を掲示板形式で設置することを模索しています。

既に一カ所確保しています。
登録した人だけが入室できる入室制限ができ、
画像アップロードもできます。

質問を投稿する前に、同趣旨の質問がないか、
過去記事を閲覧しやすいように、
スレッド式を考えています。

通級経験の浅い先生はもちろん、
回答して頂けるベテラン勢の方々のご参加も期待します。

まだ、試運転もしておらず、
とりあえず場所だけ確保したという段階。

一定の人数が集まるようなら試運転に入ります。

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疑わしきは、聴力検査

「聴覚的な理解が弱い」というと、
脳の特性をまず考えてしまいますが、
もっと初歩的な、きこえの問題がある場合があります。

除外判断をするために、疑わしきは聴力検査です。

学校の一斉検査の前に、通級指導時に発見することもあり、
就学時健康診断の時点で、耳鼻科をお勧めすることもあります。

聴力検査で、まず見ること。
それは耳あかがたまっていないかどうか。



うちの子も、何となく調子が悪い、
呼びかけに反応がない、
ぼうっとしていることがある。
かといって、小さな声でも反応することもある。

でもささやき声には反応がないことが多く、
耳の後ろで手指を摩擦させても反応がない。

でも、耳を押さえたり、首を振ったり、
痛がったり、熱もあるわけではない。

心理的な問題か、睡眠のリズムの問題か、
注意の配分の問題か。

いろいろな出来事があったので、原因を推測し、
見合った対応をしてきましたが、
どうも対応に不足がありそうだ。

もしかして耳の問題も併せ持つのでは?

鼻水も黄色でどろっとしてきたため、
受診したところ、
片側の耳と片側の副鼻腔のみ
炎症を起こしていました。
3か月の治療が必要と診断。


学校にも、気づかれていない子が、
「わがまま」
「育て方」
「だらしない」
と言われている場合があるのでは、
見逃しているのでは、と思います。


目の問題も。
眼科で異常なしと診断されても、
眼球運動のぎこちなさまで見てくれる
眼科はまだまだ少ないです。


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間違いだらけのWISC解釈 2

*****************************

間違い その2 「全IQ」

WISCで、

全IQ    93
言語性IQ  65
動作性IQ 125


と出ました。
曰く
「全IQが93ありますから、心配は何もありません」

*****************************

考察

この事例は2つの点で問題があると思います。

1 IQだけで「心配はない」と判断していること。
  実際の子どもの様子、関係機関の情報収集と合わせて
  判断することが重要です。

2 言語性IQと動作性IQとの間に差が大きい場合は、
 全IQはほとんど意味がない。


他に下位検査間の解釈などいろいろありますが、この辺で。

一つ言えることは、検査結果を解釈するには、
その器具を実際に使って何度も検査を経験し、
検査の内容を熟知しておいた方が、
より正確な解釈ができる、
ということだと思います。


さて、こうした解釈の間違いの以前の問題として、
採点の仕方、計算の仕方に誤りがないでしょうか。

以下のページにはパソコンで計算できるソフトがあります。
手作業で計算するのが本来ですが、
パソコンを使えば間違いは減るでしょうね。
http://snekagawa.hp.infoseek.co.jp/kensyu.html

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間違いだらけのWISC解釈 1

別にWISCの不勉強を非難するわけではありません。
私も間違うことはありますし、
知らないことは恥ずかしいことではないです。

表題は、徳大寺有恒/著『間違いだらけの車選び』を
もじっただけの話です。(^-^)


ただ、検査を実施したり、解釈する以上は、
保護者や関係者に正確にお伝えする責任はあるので、
ある程度勉強しておきたい、と思っています。


以下のエピソードはほぼフィクションですが、
実際にあった話を少しブレンドしています。

*****************************

間違い その1 「有意差」

1)ある方の検査結果、

言語性IQ 76
動作性IQ 78

と出ました。

曰く、
「言語性より動作性の方がわずかに得意なようですね。
耳で聞くよりも、目で見た方が得意なはずです」


2)ある脳血管疾患の中学生の患者さんのWISCの術前実施結果、
全IQ 60と出ました。

術後、2ヶ月後に再び同じWISCを行ったところ、
全IQ 63と出ました。

曰く
「手術後は成績がよくなりました。手術の成果でしょう」


3)ある小学生のWISCの結果、

群指数では、

VC(言語理解) 85
PO(知覚統合) 85
FD(注意記憶) 82
PS(処理速度) 85

となりました。

曰く、
「注意記憶だけが低いですね。
これは
『軽度発達障害の心理アセスメント』(2005 
上野一彦 他編、日本文化科学社)のp44に載っている
「群指数パターンの5」です。
だから、聴覚的な記憶は苦手なので、視覚的な手がかりを
用いてください」

****************************

考察

1)は、言語性IQと動作性IQとの間に数値的な差は「2」あります。
しかしこの「2」は、統計的に意味のあることなのでしょうか?
NOです。統計学的には意味がありません。
仮にタイムマシンで検査実施前に戻り、
同じ検査をもう一回やったとしたら、
同じようなパターンで差がでる可能性は低いでしょう。

2)も有意差はありませんし、あったとしても、
術後わずか2ヶ月で同じ検査を用いると、
患者は前回の時の問題を覚えていて、結果に影響している可能性があります。

3)4つの群指数間に有意差はありません。
したがって「群指数パターン」には当てはまりません。

この『軽度発達障害の心理アセスメント』という本は、
14種類の群指数パターンを提示しています。

しかしどこにも、「群指数パターンは、各群指数間に有意差が必要」とは
書いていないので、グラフがちょっと似ているだけで、
「このパターンだ」と誤解しやすいのではと思います。

でもこの本全体をよく読めば、「各群指数間で5%水準で有意差がある」
ことが前提になっていることがよくわかります。


「5%水準で有意差がある」とは、
偶然にこの差が出る可能性が5%としかないということ。
それだけ信頼性が高いということ。

つづく。

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大自然と特別支援教育と

今年度2回目の巡回相談。

途中、流氷を。




久しぶりに見る冬の山岳は、
忘れていた大切なことを思い出させてくれるようです。




キタキツネにもばったり。




ここは学生時代以来かもしれません。



一番大切なのは、
「丸ごと愛おしい」

なかなかできないことですが、
ここに帰っていきたい。

そんなことを思いました。

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岐阜県の初めてことばの教室を担当する先生へ

2月5日、17日にメール頂いた岐阜県の先生。
私も6日にはすぐお返事したのですが、
届かなかったようです。

以下に、返事を載せます。


****************************

岐阜県○○○
    ○○ ○ ○ 様

初めまして。メールありがとうございます。
北海道△△の△△と申します。

○○さんの不安ととまどいの気持ちが伝わってきました。
何かのお役に立てば幸いです。


ラ行ダ行のプリントは、サイズが大きい(2MB)ですので、
別途 データ便というメールをつかって送ります。
指示された通りにたどるとファイルにたどりつけます。


カタカナの異同弁別のパスワードは、

です。
(ブログ上では非公開)

DVDは申し訳ありませんが、現在頒布を中止しています。
いずれ、別の内容のものを新たに発行する計画があります。

それに代わる物としてというわけではありませんが、
最近構音の指導についての研修ビデオページが、
国立特別支援教育総合研究所で開発されたようです。

http:// ????????????????????

(ブログ上ではアドレスは削除します。
まだ作成途中のページのようなので)

まだ試作段階のようで、改訂はするようですが、
内容は結構充実していると思います。
ビデオも実際の指導を見ることができてよいのではないかと。


今後とも何かありましたらご遠慮なくご相談ください。
文字だけのコミュニケーションなので限界はありますが、
私にできることがありましたら。

以上

*****************************

私は、○○先生のように悩まれている先生や当事者、関係者の
ためにお役に立ちたいと思っています。
お返事は必ず書いています。

○○先生、メール事故の原因を探ってみてください。
ご自分にメールして届くかどうか、
返信用アドレスに誤りはないか、
迷惑メールの設定に問題はないか。
(ちなみに返信タイトルは
「メールありがとうございます」
でした)

詳しい人に見てもらってくださいね。(^-^)


事故メールで返信がない方は、
あきらめずに再送してみてくださいね。(^-^)
 

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アセスメントと相談の難しさ(アセスメントシートダウンロード)

私は教育相談を受ける際、
以下の様式で情報を整理することがあります。

これは、
『特別支援教育の理論と実践 S.E.N.S養成セミナー 1』
などに載っている様式を参考にしたものです。

ダウンロード(pdf)


ただ、全ての情報を収集できるのが理想ですが、
なかなか難しい現実もあります。

特に、幼稚園、保育園の情報が学校に
伝わっていない、伝わっていても、
担任が替わる時に引き継がれないということが
よくおこります。

プライバシーの問題や、
小学校で子どもの発達を縦軸に見るということが
まだまだ広がっていないということもあります。

また、あまり過去にさかのぼるより、
今、ここが大事だという考え方もあります。

したがって、限られた情報の中でも、
判断したり、手だてを提案しなければならない
場合も少なくありません。

日常から、アセスメントの重要性を感じている私ですが、
同時にその難しさも実感しています。

アセスメントをがっちりやって、
科学的エビデンスで理論構築して、
はい、どうぞ、
というのがうまくいく場合と、
うまくいかない場合があるでしょう。

毎日つきあっている先生の意見が
実は一番ヒットした、ということも
少なくありません。

科学的エビデンスって何?
と思う瞬間です。



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***


第11回言語聴覚士国家試験

昨日が試験だったようですね。

情報によると、今年の問題は難しかったようです。

昨年うちに来た臨床実習生も受験したのですが、
DN-CASの問題が出た、と知らせてくれました。
実習中に私が話していたこと(らしい)ので、
ラッキーだったとのこと。

問題の詳細は不明ですが、某巨大掲示板群によると、
PASS理論についての問題が出たのでしょうか。

PASS理論とは、

P プランニング
A 注意
S 同時処理
S 継次処理

ですね。

K-ABCでは測れなかった、プランニングが測れるというのが
特徴ですね。
という私も、せっかく昨年教室に入荷したのに、
まだ一度も使っていません。

しかし最近の教育相談では、
「病院でプランニングが弱いと言われた」
という話もぼちぼち出てきているので、
勉強をしなければと思っています。


STの国家試験に小児分野の問題が出るのは
ありがたいことです。

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早口についてのご相談

「会話レベルでの発音のあいまいさ」についてご相談を頂きました。
以下の記事のコメント欄です。
http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/201/

読まれた方は、是非見解をお寄せください。
私の力ではとても及びませんので・・・。

*************************

ちなみに、私自身も早口だなあと思うことがあります。
指導場面を保護者の許可を得て録画することがあるのですが。
あとで見直すと、こんな早口で子どもに話していたんだなあとびっくり。

意外と自分のことはわからないですね。
聴覚過敏があるのに気づいたのも、
この年になって初めてのことですし。

事例のお子さんについては、もう少し詳しいデータがないと
何とも言えませんが、プライバシーの問題もあるので、
頂いたデータを元に考えてみます。

相手にわかるように話すというのは、
相手の反応を読みとりながら話せるということでしょうね。
VIQ>PIQ の詳細がわからないので、断定はできませんが、
非言語的な、相手の反応の読みとりはいかがなのでしょうか。

また、会話レベルで発音があいまいになる背景に、
注意の配分の狭さがあるのでしょうか。

注意の範囲に対する私の実践例については、
このブログの「教材」でも紹介させて頂いています。

ラ行とダ行は聞き分けできるが、
6年生でも混同があるということで、
その理由を探る中にも、
早口のヒントがあるかもしれませんね。

呼気圧はどうかとか、姿勢とか、
心理的な問題はとか、
実は不明瞭な時は呼気の流れが不正だとか、
(鼻から微妙に呼気を出して代償させている)など、
いろいろ考えてしまいます。

いずれにせよ、まもなく卒業のお子さん。
できることは限られてきますね。
申し訳ない気持ち、よくわかります。
私も感じることがあります。

ただ、s先生は、
やれることはやってこられたのでは、
とも思います。

さて、他の読者の皆さんはいかがでしょうか。

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NHK「クローズアップ現代」の感想

特別支援教育の年間予算について、
イギリスの紹介がありました。

イギリスの特別支援教育年間予算     約7,000億円

比較して、日本の来年度予算は・・・。
日本の特別支援教育平成21年度予算       8億4,300万円

額だけを単純比較はできないでしょうが、
それにしても違いすぎですね。

漢○○定の豪邸に6億円かかったそうですから、
日本の今年度の特別支援教育の予算とほぼ同じです。
国全体で、お金の回し方が何か違っているのでは。


番組では、学校現場の限界がその通りに報道されていて、
説得力を感じました。

ただ、日本でも授業のちょっとした工夫だけでも、
発達障害以外の子にも有効という学校の紹介も。

例)
・授業の流れを予告することで、安心させる
・文字を書いたカードを頻繁に使う
→四捨五入で切り捨ての時、 
「ぽい!」というカードと「悲しいイラスト」を貼る。

授業場面に映っていた先生の話し方のテンポ、
工夫は、一部しか見ていませんが、なかなかよかったです。


まあ、授業の工夫だけでは足りない事例も多いですがね。
私の経験上。
でも工夫しないよりは、した方が良いでしょう。


予算は足りないけど、
親の会が学習支援員の養成を始めようとするなど、
民間レベルでのサポートも始まっているようですね。
期待しています。
私も何かできることがあれば、と思いました。


番組の結論は
「社会の理解がカギ」
予算をつけるには、やはりそこだということ。

特別支援教育は、予算的には冬の時代を迎えたと言われますが、
最後はやはり国民の理解でしょうね。
とても大切なことだとわかって頂くこと。

このブログも、理解、啓発の一助になれば。

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自作教材(ダウンロード) なぞなぞ 



ことばを聞いたり、読んだりして、
言語概念や想像、思考を育てるのに
なぞなぞは良い教材です。

このなぞなぞはカード型にしているので、
めくってもいいし、箱から取り出してもいいでしょう。
運命的要素を入れるだけで楽しくなります。


適用例
1 ことばを聞いたり読んだりして、
そこからイメージ的に思考したり、
そのイメージから語を想起するなど、
言語概念一般の育成に。

2 すべての答えから共通する要素を
発見する課題により、○○を育てる。


3 ○○がわかると、構音指導にも使える。


使用にあたって
→難易度が高い場合は、全ての答えの絵を
並べてプリントしたものを提示し、
そこから選ばせる。



今回のなぞなぞの全ての答えには、
何か共通する要素があります。
それはなんでしょう?
○○の秘密はそこにあります。


ダウンロード(pdf)


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巡回相談と本務

自家用車も遠乗りすると、燃費がいいですね。
初めから付いている燃費計なので、
正確ではないでしょうが、
10.15モードのカタログ値を
超えたのは初めてです。

暖冬で国道は雪がほぼない状態というのも
燃費に影響しているのでしょう。

久しぶりに見る海がとても美しく、
このままずっと観光していたいなあという
気分になるところ、ネクタイを締めて・・・。

今年は巡回相談の依頼がないと思っていたら、
この真冬に、2ケース立て続けに入ってきました。

一つ目の学校訪問は既に終わり、
これから専門家チーム会議に出席します。

つまり、1ケースにつき、
訪問と会議で2回、
自分の学校を留守にする必要があり、
受け持ちの子の指導を休みにしなければなりません。

自分だけ受け持ちを減らせるほど、
教室に余裕があるわけでもありません。

受け持ちの子がいながらの巡回相談は、
この回数が限界と感じています。

通級指導教室が培ってきた教育相談、
アセスメントのノウハウを
生かせる場が与えられるのは
ありがたいことではあります。

学校を訪問してまたも思い出したことば。

「知識の専門家というだけでなく、
その子の専門家であるように」

初めて出会った子どもについて、
あれこれアドバイスなんて、
おこがましい話です。

関係の先生方は、その子にずっと
つきあってきているわけですから。

当然、ヒットしない話もありました。

ただ、私の持っている知識によって、
新たな観点が提供できた、という
手応えを感じた場面もありました。

障害やアセスメントについての知識はもちろんですが、
通級指導教室や特別支援学級の法律面の知識もあれば、
「そんな使い方もできるのか」
と目から鱗ということもあるわけです。

「訪問させていただいて良かった」
と思える瞬間です。

そう、受け持ちかどうかの前に、
一人の人間として、
私は世の中のお役に立てるのか、
ということですね。

ただ、受け持ちの子は、
保護者や本人と週1回の指導を「契約」して、
教育サービスをしているわけです。

この二律背反を上手に弁証論的止揚(また出た)
していく必要があるのではと思うのです。

もちろんスタッフの充実(量、質?。質は自分も含めて)も必要ですが。
理念を実現するには。

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「話し合い」よりも授業を見せ合う方が

今日は、支援員の方が、通級指導を見に来てくれました。
ちょうど時間がとれたということで。

他校では当たり前のことかもしれませんが、
うちでは画期的なことです。

場によって異なる子どもの姿を情報交換できたのも、
お互いに有益でした。
そこから、各場での役割分担が明確になってきました。

今日は通常学級の公開授業もあり、見に行きました。
ことばで議論するよりも、お互いに授業を見合うことが、
実は有効な連携になるのではないかと思うのでした。


おごらず、鼻に掛けず。
子どもの成果は、他の先生や関係者のお陰様。
子どもの未解決の課題は自分の課題。
という姿勢で歩まなければ、と感じました。

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『日本LD学会第17回大会発表論文集』ななめ読み 1

今回も行けませんでしたので、
発表論文集を読んで、
印象に残ったところを・・・。
(私の読解、表現のバイアスがかかっているので、
正確に知りたい方は、論文集を直接お読み下さい)

・感覚統合アセスメントによって、書字の困難が大きく改善したとは言えないが、書くことへの心理的負担が軽減したと思われる。

→(コメント)成績に直結しなくても、心理的な負担が軽減したということがまずは大事だなあ、と思いました。


・適切な自己主張性が増加すればストレスも減少する結果から、SSTプログラムの有効性を示唆

→(コメント)形式的なSSTよりも、より自然な遊びに近い方が意味がある、と普段感じていますが、自己主張性という観点をもう少し入れてみようかと思いました。


・自校に通級指導教室がないところでは、「気軽に相談できない」、「近くにないためリアルタイムで相談できない」、「相談に行く時間がない」

→(コメント)実は、自校にあっても、同じような悩みがあったりしますが。昔からある悩みですね。未だにあまり解決していない。そんな中でも、各教室では色々と工夫はしているのですが。


・細かい運動コントロールと、鉛筆をゆっくり動かすのが難しいための書字の乱れに対して、下敷きの代わりに紙ヤスリを使用することで、運動の抵抗を大きくしたところ、文字のばらつきが減少した。

→(コメント)今度やってみようかな。イスのロッキングなど、感覚欲求に対しては、抑制するのでなく、充足させた方が落ち着けるという視点を改めて思い起こしました。

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通級は分離教育ではない

校内でのことばの教室の発表が無事終わりました。

発表後はよい質問がたくさん出て、
発表した甲斐があったというものです。

実際の指導場面のビデオが、やはり反響がありました。

で、うちの学校のことではないですが、
「通級型の取り出し指導」と言うと、
マイナス面が気になる向きがありますね。

「インクルージョン教育は、分離教育ではない」

このことから、通級型の取り出し指導は、
「分離教育」であり、インクルージョンに反するとの意見があります。

しかしながら同時に、次のことも言えるわけです。

「インクルージョン教育は、統合教育でもない」

通常学級にお客さん状態で座っていればいいわけでもない。

「インクルージョン教育」は、
「分離教育」、「統合教育」の両者を
弁証法的に止揚(アウフヘーベン)
したところにあるのですよね。

 

インクルージョンに近い通級の意義、あり方については、
実は文科省通知が一番正確で妥当ではないかと思うのです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/06050817.htm

別に国に忠実でなければならないと主張する意図ではありませんが。


・「通級による指導を行うに際しては、必要に応じ、校長、教頭、特別支援教育コーディネーター、担任教員、その他必要と思われる者で構成する校内委員会において、その必要性を検討する(後略)」

→通級担当だけで、通級妥当を判断するわけではないですね。


・「通級による指導の対象とするか否かの判断に当たっては、医学的な診断の有無のみにとらわれることのないよう留意し、総合的な見地から判断すること。」

→診断があるから、障害があるから、ただちに通級、とは誰も言っていません。


・」学習障害又は注意欠陥多動性障害の児童生徒については、通級による指導の対象とするまでもなく、通常の学級における教員の適切な配慮やティーム・ティーチングの活用、学習内容の習熟の程度に応じた指導の工夫等により、対応することが適切である者も多くみられることに十分留意すること。」

→通級が手段の全てではないですね。


こうした主旨は、基本的には、ことばの教室が
過去からずっとやってきたことではないかと思うのです。

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大けが

やってしまいました。
何針縫ったかわからないです。

歯の治療以外で「縫った」のは初体験。

お医者さんと看護師さんとの会話は、
専門用語ばかりでわからなかったけど、
唯一わかったのは
「イソジン」

そう、うがい薬で有名な殺菌剤。

最近、縫合時にイソジンはよろしくないと
言われているようですが、
そんなことを言っている余裕はないですね。

おまけに麻酔が効かないし・・・。

黒くなったら切りますと脅されたし・・・。

こうして使えなくなっていく体の部分が
年齢とともに増えていくのだなあとしみじみ。

この世に生を受けて、
できることがだんだん増えて、
そして加齢とともにできないことが増えていく。

借りたものは、少しずつ大地にお返ししていかなければならない。

目に見えるものは全て仮の姿。

大事なことを振り返る時間を頂きました。

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音節分解しりとりすごろく



しりとりをしながら、その単語一音ずつコマを
進めます。

たとえば「た・ま・ご」なら3マス、
「と・う・も・ろ・こ・し」なら6マスです。

青いマスに止まったら、5マスもどる。
赤いマスにとまったら、5マス進めます。

後半は、一度赤いところに止まると、
5マス先はまた赤いので、連続3回飛べます。

促音「っ」は一マスですし、拗音(「しゃしゅしょ」など)は
一マスですが、指導のねらいや子どもの実態に応じて
ルールを合わせます。

また、すごろくでは、自分の居るマスも「1」として
数えてしまう場合もありますね。
そうした場合は、自分の居るところを「ゼロ」として
数え、定着したら、徐徐に「ゼロ」を内緒の声にして、
最終的には言わない、など漸次接近的にやるのも
いいかもしれません。

もっとも、「ゼロ」という余計なことば挿入することで、
しりとりが混乱してしまう子もいますので、
万能ではありません。

こんな単純な教材でも、
子どものノリは結構よいです。
もう10年は使っています。


構音の定着が難しかったり、文字の読み書きに
遅れのある子の中には、
音の分析が弱い子がいます。

普段聞き慣れて、言い慣れていることばでも、
それを一音ずつ音節に分解できない場合がありえます。

語内位置弁別の前に、音節分解はどうなのか、
アセスメントの上で、この教材の可否を検討します。

ちなみに、音の分析能力には以下のことがあります。



音韻意識の発達は、標準的には以下の通りです。



日本LD学会の昨年の発表論文集を見ると、
「音韻認識力」を高めるワークシートを
通常学級で取り入れたところ、
文字の表記に困ることなく書ける児童が増えたとか。
担任も「音韻認識力」の大事さを知り、
それを意識した授業が行われたのも有効だったとか。



今回、PDFで新たに作り直しました。
写真とは少しレイアウトが異なります。

また、ご自由に改変できるように
WORDファイルも添付しました。


ダウンロード(pdf)


ダウンロード(doc)


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漢字ビンゴ

ブログでお知り合いになった
ことばの教室の先生から教えて頂いた教材です。

教室では大ヒットしているそうです。  

遊びながら学習できると、
子ども達も集中の度合いが違いますよね。

 kanjibingo.jpg












説明書は以下のリンクです。

ダウンロード(pdf)

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ことばの教室発表ビデオを作りました

私は最近、各発表場面で、発表内容をビデオにしてしまって、
当日上映するという手法をよく用います。

理由は
1)予め言いたいことをまとめて録音しておくことで、
言い落としや、話題の脱線、早口を防ぐことができる。

2)録音した内容を自分で聞いてみることで、
内容の正確さ、妥当性などを検証し、録音し直せること。

3)万が一、発表の都合が悪くなっても、
主催者に録画したDVDだけ渡しておけば何となる。
また、似たような発表依頼を他から受けた場合でも対応しやすい。


作り方は、
1)まずパワーポイントを作成する。
2)パワーポイントの説明音声を画面ごとに録音する。
3)パワーポイントの画面をハードコピー(画面まるごとを画像ファイルとして保存)
4)ムービーメーカーを用いて画像と音声を編集する。
5)DVDに焼く!

ちょっと面倒ですが、慣れると簡単です。
「構音の指導研修DVD」もこの方法で作成しています。


さて、ことばの教室での実践を校内で発表する機会を得て3年目。
今年は私が担当することになりました。

ことばの教室では何をやっているのかイメージがつかみにくい、
というのが通常学級などの先生方の実態だと思います。
また、今年は実際の指導内容を示して欲しいという要望が出ていました。
したがって、今回は指導場面のビデオをできるだけ取り入れることにしました。

ことばで説明するよりはるかにイメージしやすいはずです。
通常学級の先生方との連携は、実際の指導を見て頂くのが
実は一番有効なのではないかと思っています。


ビデオの内容は、最近ブログに掲載した教材を用いた場面が中心です。
全部で35分。
第1部として実際の指導場面を、
第2部として通級児童の各種統計を提示しながら、
今後の課題を述べています。

このビデオは、「言語発達の指導研修DVD」に発展させることも意図しています。

教室の先生方の決済て、承認を得て本番に臨む予定です。

 

WS203.JPG
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おかげさまで、情報公開歴10年目

今年は初日から連日の除雪作業となり、
筋肉痛の状態でこの記事を書いています。


改めまして、あけましておめでとうございます。
昨年は、私のつたないブログを
読んで頂きありがとうございました。

今年も、みなさんにご指導、ご助言を頂きながら、
役に立つブログをめざしたいと考えていますので、
どうぞよろしくお願いします。

思えば、
2000年1月1日のホームーページ開設の時から、
私の情報公開歴は10年目に突入しました。

その間、
時には励まされ、時には考えさせられる
レスポンスやコメント、メールを頂き、
本当にこれまで皆さんに支えてくださったと
感無量です。


昨年のブログ記事も改めて見直してみると、
2008年は、私にとって、
「支援の具体化」がテーマであったように思います。

『構音の指導研修DVDの発刊』を筆頭として、
具体的な教材開発と紹介、
構音指導の具体的な指導方法などに
力が入っていたと感じます。

ブログには、
能書きを載せるよりも、
具体的な教材を紹介した方が
アクセス数がアップすることも判明しました。

世の中に、具体的な内容を求める方々多い
ということの裏付けではないかと思います。

かつて私は、
具体的な指導方法について人に伝えることには慎重でした。

「その通りにやればよい」
「その通りにやったのに、成果が上がらない」
との誤解を招く可能性をおそれたからです。

しかし、
その教材の使用目的、
どんな子にフィットするかを明示することで、
指導方法の前にアセスメントが重要であること、
またアセスメントのあり方を
伝えることが可能ではないかと思ったのです。

そのことにより、自力でアセスメントして
自力で教材を工夫し、
「その通り・・・」を超えることができると
感じたのです。

昨年はそうできたと、信じたいです。

今年も、どこかの誰かのために、
何かのお役に立てばと思います。
また、皆様方から多くを学びたいと思っています。

更新が滞ることも多々あるかと思いますが、
どうぞ長い目で見て頂ければ幸いです。

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