ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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・場面緘黙のある子に、「家では話せるのに、どうして学校では話せないのだと思う?」と問う。
・難聴のある子に、一音ずつ区切って、大声で話しかける。
・イ列音が一貫して歪みのある子に、正音をひたすら聞かせて、正しく発音させようとする・・・。
これらは全て誤った対応です。
基礎知識があれば、回避できる誤りです。
通級を初めて担当する先生に、「知識を学ぶより、人生経験を積め」とアドバイスする「ベテラン」がおられるようですが・・・。
確かに教師に人生経験は大切です。
豊かな人生を経験した方が、もしかすると、若いときに悪さをいっぱいした先生の方が、深み、幅があっていい、と感じることが多々あります。
しかし、人生経験だけでは、上記のような誤った対応は防げません。
知識と技術も、人生経験と同じように大切なのです。
だから、新人への基礎研修は、ベテランの先生が保障しなければなりません。