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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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読み間違い  初笑いは当ブログで

皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も早々に当ブログを訪ねて頂きありがとうございます。

****

さて、届いた年賀状に、下の子と付き合ってくれている
お友達と思われるものもありました。

そこには、驚くべきことばが書かれていたのです。

「また、ぜひ一緒に、ウンチしたいですね」

トイレットトレーニングには、まだ少し早いのではないか・・・。
それでも経験をしておくことはいいことかもしれない。
お友達と一緒というのも、教育的効果は高い。
でも、そんなことが、年賀状の挨拶の優先順位として高いのだろうか?
それとも、特定の読み手にしかわからない、深い語用論的意味を
含めているのだろか?

一緒におもちゃで遊ぶとか、お食事とかならわかるけど。

お食事・・・。
あ、そうか。

「また、ぜひ一緒に、ランチしたいですね」

これ、文字の読み誤りの教材ネタに使えるかも。

***

皆様にとって、実り多き一年でありますように。

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***


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「断捨離」と年末

ついに、我が家も「地デジ化」しました。
学生時代から付き合ってきた、14型ブラウン管TVは、
発火の恐れがあるので使用の中止を
と呼びかけられていたのに、今まで・・・。
まあ、我が家ではサブ機の位置づけでしたが。

エコポイントがついて、処理をして頂きました。

録画機器の再生画質が今一つよくないと思ったら、
従来の黄色、白、赤のケーブルではだめなのですね。
「HDMI接続」という大容量のデジタルケーブルを接続して解決しました。
一秒あたりのデータ情報量が格段に多い映像は、やっぱりきれいですね。

最近は規格が次々新しくなって、すっかりメカ音痴になりました。
かつては、メカの強さが自分のウリだったのですが。

***

過日、NHKで「断捨離」についての番組を見ました。
文字通り、部屋にあるたくさんのものから、断ち、捨て、離れること。
そのことにより、停滞から抜け出し、心身の不調も!? 
取り除かれるとか。 

いつか使えるだろうと押し入れの大部分を占領していたパソコン部品は、
ついに大量処分されました。

部屋をもう少しすっきりさせたいのですが、
今年もあと一日しかないので、まずは区切りに。

***

私にとってのこの一年を漢字一文字にすると、

「忙」

です。

たくさんの情報をもとに、もっとも適切な関わりを生み出してきた、
という自負はあるのですが、たくさんの課題を「こなす」余り、
軸がだんだんぶれていくのに、なかなか気づきませんでした。

久しぶりにウォーキングしながら、松の木の前で瞑想してみました。

「色々あるけれど、大切なことは一つしかない。
その一つに向かうこと自体が、至上の喜びであり、人生の目的」
「様々なとらわれを離れて、素朴に、『一つ』へ収斂してありたい」
という感覚を頂きました。

ちょっと、スピリチュアルですが、実際に感じることのなのです。

仕事を次々とこなしていくことも大事ですが、
時には、全ての情報から離れて、
自分自身の根源に還る時間も必要だと思いました。

こうしてパソコンの画面を見ているあなたも、
少し情報を断ち、何も無いところで自分を振り返る時間を
過ごしてみては。
一年間の心の大掃除です。

***

この一年、おつきあい頂きありがとうございました。
ROM(リードオンリーメンバー)の方も、コメント下さった方も、
DVDをお求め頂いた方も。

今年も、学校の先生だけでなく、保護者や専門職、学生などなど、
色々な方にこのブログは支えられ、無事ここまで来ました。

来年度もよろしくお願いいたします。

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***


通級担当が手弁当で自主研修会PART4

今回も近隣のことばの教室の先生方が集まって、
事例検討をしました。

飲み物、食べ物は各自持ち込み、ガソリン代も自分もちです。
会場は、お金のかからない学校で。
(昼食は手弁当ではなく、今回はレストランで食事して、
歓談して親睦を深めました)

参加者は事例レポートを持ってきて頂いています。

(「自主」研修会なので、レポートは強制ではないし、
気軽さをモットーにしています)

今回は、参加者集約や手続きを私ではなく、
これまで参加してくれていたメンバーが「自主的に」全部してくれたのでした。
とてもありがたいことです。


今回キーワードになったのは、6年生の中学校への進学に向けて
どんな引継ぎをしていけばいいのか、ということが一つのトピックでした。

中学校への進学に当たっては、
高校受験に全てが結びつくという中学校の雰囲気や、
個別の違いへの対応よりも、集団への帰属が重視されるという
現状にどう対峙していくかが話題になりました。

中学校にはことばの教室がありませんし、
申請しても開設できるかは、ハードルがかなり高いわけです。

対応策としては、引継ぎの方法を工夫するとともに、
進学後、子どもとの連絡の取り合いで予後を追跡すること、
校内リソース(養護教諭や、特別支援学級の先生など)
の配置をどう把握し、つなげられるかがポイントだ、と話し合われました。

中学校に特別支援教育の理念をどう伝えていくかがカギなのでした。

今回私が関わらせて頂いた就学相談でも、来年度中学校への進学の
ケースに多数出会わせて頂きました。
就学指導委員会としての、中学校への通知文書の中では、
子どもの状態像だけではなく、
それらの障害が一般にどういうものなのかという基礎知識や
具体的な対応策の例も盛り込みました。

小学校の先生はやさしい(あるいは甘い)から、そんな支援ができるのだ、
という意見を聞くことがあります。

私も中学校に勤めたことがあるので、
精神的に一番不安定な時期の中学生に対しては、
甘い対応では学校全体が成り立たない、集団規律の徹底を、
という「感覚」はある程度わかります。

そういう「感覚」から小学校の先生は、一般に「甘く」見えるのかもしれません。

ただ、中学校には私の時から既に「学校教育相談」「カウンセリングマインド」
という実践が広がっていました。

個別に懇談して、生徒の気持ちに受容的に接して、解決策を考える、
という設定には、中学生だからできるという部分があります。

***

私の新卒時代。
定期テストでカンニングを疑われたが、否認する中学校生徒に対して、
「先生は疑っているわけではないよ。
だから違っていたら違っていると言って欲しい」と促し、
涙ながらに本当のことを言ってくれたので、
「ありがとう。よく本当のことを言ってくれた。
先生はうれしいよ」と話しました。

そして、カンニングの背景に、「○○点以上とらなかったら、部活を辞めさせる」
と保護者に言われたプレッシャーがあることが明らかになりました。
二度とカンニングはしないと約束したから今回は許して欲しい、と
先生から保護者にお願いすることも約束し、その後の見通しも確認しました。

悪いことを分からせるという対応だけでは、こんな解決はしなかったと思います。

子どもの心情に寄り添うこと、
生徒の行動の背景、経緯を理解すること、
先の見通しを伝えて安心させることや、
出来事の意味を解説してあげる、
具体的な対応方法を確認するなどで、
より効果的な生徒指導になっていくのでは。

それが、意識しなくても、すなわち特別支援教育なのではと思うのです。


場面緘黙の子。
その子だけ特別な配慮というよりも、たとえば、
発言できなくても、起立しただけで「立ってくれてありがとう」
という学級運営方針をどの子にも貫くという対応は、
中学校でもできないだろうかと。

それは、スモールステップで子どもの行動を望ましい方向に、
ということもあるし、
子どものありのままの姿を受けとめるというメッセージにもなると思うのです。


***


ケース検討後、ある方が感想を述べました。
「これでいいのかといつも悩みながらやってきた。
それでいいんだよ、と言われて励まされた思いだ。
子どもに対して、「いいんだよ」といって安心を促すのは、
自分自身にも言える大切なことだと思った」

この感想を伺って、集まって良かったと思えたのでした。


次回は私の学校で1月14日(金)に開きます。
近隣の方で関心のある方はご連絡ください。
1,2名程度なら、まだ参加申し込みOKです。
(私が誰なのか、かなりバレているようですので)


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***


三段論法を克服する

「Aさんには、構音障害がある。
構音障害には、お口の体操が一つの有効な方法である。
ゆえに、Aさんには、お口の体操が一つの有効な方法である。」


→確かにお口の体操が構音障害の指導に有効な場合はありますが、
Aさんにとって有効かどうかは、Aさんをよく知らなければなりません。



「Bさんには、ことばの遅れがある。
ことばの遅れがあるCさんには、医療との連携が有効であった。
したがって、Bさんには医療との連携が有効である」

→これも同じですね。個々の違いをとらえず、
一般化と個別化の方略を間違えています。

文字にするとそんなこと直ちに言えない、と思えますが、
実は日常の議論に、こうした三段論法は満ちあふれています。
言っている本人が気づかないのですが、聞き手が気づいていれば
まずは良いのかもしれません。

ある事例のケース検討をするときに、他の子の事例を取り上げて
似た部分を参照して、だからこの子にも、という論理には
慎重に耳を傾ける必要があります。

ちなみに、「転じて」を使えば、
「お口の体操をしなければ、構音は改善しない」
「医療と連携しなければ、ことばの遅れの支援は有効でない」
などと、さらに飛躍した論理につながりかねません。


まあ、私もやっちゃっているかもしれませんが、
支援者は、こうした論理のトリックや、
認知バイアスにもっと注意を払いたいものだと思っています。


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***


就学をめぐって

今年は、時期としては今までで最高の40ケース以上のご相談に関わらせて頂きました。
(今も続いていますが)
通常の指導を休んで、または指導の合間を縫って予定を組み、
来年度の対応について話し合わせて頂きました。

「就学指導」というと、どの学級、学校が良いかを決定して通知する、
というイメージがありますが、当市では、2回の相談を通じて、
じっくりとつきあわせて頂くということを行っています。
1回の相談が30分しかないので、十分な時間とはいきませんが。

私自身も親として、相談に来られる親御さんの気持ちになって考えようと努めたつもりです。

意見を聞いて判定して通告する、ではなくて、
親御さんの今の位置に訪ねさせて頂き、交通整理して、
一緒に歩み始める、というスタンスがいかに大切か。

それが、親子共々の予後にとって、いかに重要か、
ということを面接につきあってくださった他職種の先生から
学ばせて頂きました。

今年は、涙なしにはできませんでした。

そして、理想と現実とのギャップ、噂と実際とのギャップ、
現場と行政との間のギャップなど、様々なギャップに苦しんだのも、
今年の特徴でした。


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***


聞き間違い

幼稚園のPTA主催のクリスマス会。
リースの工作をしたあと、お菓子のお買い物ごっこをして、
ケーキを食べたあと、自由遊び。

鬼ごっこやボールなど、思い思いの遊びを。
遊び方を見ていると、みんな本当に成長したなあと。
集団遊びがシステマチックになってきましたね。
(その遊びに)「入る」「やめる」の申し出の約束もあるのでしょう。
約束事、コミュニケーションスキルの向上も感じました。

ふと見ると、男の子数名が、大きな木のブロックを組み立てて、
建物のようにしています。

壁を大きく作り、その中は見えにくい構造に。

おもむろに、「建築中」の男の子に声をかけました。

「この建物は何するところ?」

返事はすぐでした。

「さわりほうだい」

「!?」

何をどんな風に触るのか・・・。

それ以上突っ込むことを躊躇した私は一端別の場所へ。

しかし、楽しそうに建築中の様子が気になったので、
もう一度尋ねました。
すると、同じ返事でした。

「さわぎほうだい」

ああ、「騒ぎ放題」ね。

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***


【教材紹介】ストローのプール?



先日の幼児療育施設の風景です。
数センチごとに切ったストローで、遊ばせています。
触覚などの感覚統合がねらいですか。
なるほどと思いました。

よく豆を使った実践を聞きますが、
子ども達が食べてしまうので、とのこと。

小学校の通級なら、微妙に手触りの違うものを
紛れ込ませて、手触り感覚だけで探し当てる、
というのもおもしろいかもしれませんね。

手先のモータースキルは、まずフィードバック機能、
すなわち感覚を育てることが重要ですから。

後で聞いたら、ストローは百均ではあるものの、
先生方が自腹で買い集めたものだそうです。

施設には、そうしたものを買う予算もないそうで。

大変、恐縮です。

療育も教育も、マスコミは悪いところばかりつつきますが、
良心で動いているところも多いのです。

きっと自腹を斬っているのは、ストローだけではないでしょう。

この施設は来年度新築移転しますが、
教材備品費予算が大幅にカットされたとか。
でも、寄付を集めるのは、法に触れるのでできないそうで。
親の会が呼びかけるならいいそうです。



話は違いますが、私が受け入れている臨床実習でも、
学校が謝礼を頂いたら掟破りになるのです。
学校の備品とか、研修図書とかに使ってください、
と申し出て頂いているのに。



愚痴を言っても仕方がないですが、
何かお手伝いできないかなあと思っています。

私が作成した無料視知覚プリントのCD詰め合わせを差し上げたら、
先生方がコピーして早速使っていただいているとか。

お役に立ててよかったです。

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***


次回の指導内容を予告しない方が良い

考えてみれば、私はその日の通級指導を終えた際、
次回の指導内容を子どもや保護者に予告していません。
子どもが「次来たら何やるの?」と聞いてきたら、
「ことばの練習だよ。遊びは、オタノシミニ」
というように、大まかな予告はします。

私が具体的に予告しない理由は、いくつかあります。

1 次回までに、子どもの状態像が変化している場合がある
→前回予告しておいても、通常学級のくらしの中で、
急にニーズとして情報が飛び込んでくることがあります。
そのことについての指導を優先した場合、予告通りにならない場合があります。
構音だけをとっても、次回までに著しく進歩したり、後退していることもあります。

2 その日の指導についての考察をじっくりしたい。
→指導終了直後は、子どもの状態像の整理、新たな指導仮説の設定に
あれこれ頭を悩ませます。その結果、新たな視点が見えることがあります。
予告していたことと、新たな視点とにズレが生じる場合があります。

3 次回までに新たな教材や指導方法が思いついたり、発見できたりする
→教材は新鮮です。その日の指導はその日に一番近い時間に作った物を
すぐ提供したいのです。あるいは、他の子に使っていた教材をアレンジしたら、
この子にも使える、と急に思いつくこともあります。

そんなことで、私は次回の指導の予告をしないようです。

予告すべきだという議論もあるかもしれませんが、
「先生、前○○やるって言ってたしょー」
となるリスクの方が大きいと思っています。

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2歳児の言語発達

「○○、いた」
「○○、あった」
「○○、できない」
「○○、おちた」

など急に2語文が出てきました。

ことばは、やはり人との関係の中で発達するし、
学習理論がフィットしますね。
子どもの興味関心に合わせたことばのキャッチボール。
子どもの要求に合わせたやりとりだと
すこぶる定着が早いです。

番外編


大人「○○くん、英語しゃべれるの?」
子ども(両手を挙げて、おどけた調子で)「エイゴー」

確かに、英語しゃべれるね。
では、
大人「○○くん、日本語しゃべれるの?」
子ども「エイゴー」

そうですか・・・。



おもむろに、手を振りながら。

「チンチン、バイバーイ」

何と間違えているんだろう?
一応、2語文??(^_^;)

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***


「奇妙な物語」の指導

***
子どもが、どらだらけの服を着て、帰ってきました。
でもお母さんは「あらまあ、きれいな服を着て帰ってきたね!」
と言いました。
どうしてですか?
***

何年も前に作成した教材が、役立ちました。

ことばの比喩、いやみ、皮肉など、ことばの裏の意味を理解するには、
その会話中の相手の表情やしぐさ、相手の日常の言動との比較、
場面の状況と経緯と予測、自分自身と相手との関わりの経緯など、
様々な情報から総合して判断する力が必要になるのでしょう。

一対一の個別指導、SSTだけで、
それらの情報を総合して判断できるための力をつけることは
不可能だと思っています。

ただ、ことばを言っている人の表情が、ことばの意味と同じなのか、
矛盾しているのか、とか、
イントネーションや抑揚などで、ことばの意味に違いがある
ということに気づかせる、というようなべーシックな指導は可能なのでしょう。

また、こうした課題の意味理解はどうか、
意味を理解しても、お母さんの気持ちは読み取れるか、
読み取れたとして、それらを表現できるだけの言語能力はどうか、
など、子どもの反応から様々なことがわかります。
そこから課題分析してスモールステップを組むこともできるのでしょう。

どこまでが言語で、どこからが非言語なのでしょう?

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***


小児鬱病についての講演会

小児鬱病と、双極性障害、そしてそれらと、
発達障害に関連しての講演を聴きました。

一見しただけではわからないのが、子どもの軽度のうつ。
単にふさぎ込んでいる場合だけではなくて、
イライラな態度を見せる場合にも。

少年鑑別所では、事件を起こした子の7割が自殺未遂経験者だというのは、
驚くべき数字ですが、考えてみるとよくわかるような気がしてきます。

また、発達障害のある子は、鬱病を併発しやすいと言われますが、
それは、失敗体験の積み重ねの結果ということはももちろんあります。
しかしそれだけではなくて、「もともと」なりやすい素因があるからだ、
ということは改めて確認できましたし、実感的にもそうだろうと思います。

私は、教育相談や日々の指導で、
少しでも鬱の徴候を疑った場合は、必ず以下のことを尋ねます。

1 ご飯は食べられていますか?
2 よく眠れていますか?
(朝は気持ちよく目覚めていますか?)

保護者は意外と、2の実態については把握できない場合が多いです。
本人からの聞き取りでわかったりします。

就寝時間は把握しやすいでしょうが、
中途覚醒は把握しにくいですね。

それと、夜中にいびきが多い子は、
睡眠が十分にとれているか検討する必要も。
日中や就寝時にも口がポカンと開いている子、
そのために歯のかみ合わせや発音にまで影響することもあります。

ちょっと話がずれましたが、
もうひとつ、あまり聞かなかったのですが、これからは
意識して聞いてみたいと思います。

3 好きなことを楽しめていますか?

まあ、最近の子は、好きなことというと、テレビゲームが多くて、
人との関わりが薄いなあと感じるのですが。

***

先日、幼稚園の関係の方とお話ししたのですが、
幼稚園の先生方のメンタルヘルスも、かなり危機的なようです。
最近は預かり保育をするようになって、保育所と差がなくなってきていること。
家への仕事の持ち帰りが多く、途中で挫折してしまうこと。

とても増えたそうです。

確かに幼稚園の先生方の仕事を拝見していると、
この飾り付け、いつ作ったの? いつ用意したの?
ということをよく感じています。

学校の先生ももちろんですが。

大人も子どもも、メンタルの危機ですね。
何よりも、大切にしたい心です。

もう少し、世の中全体が、ぼちぼちと、ということが大事なのと、
家族のつながり、地域のつながりの再生が必要ですね。

昔は、子どもの就寝時間は早く、土曜夜の「8時だよ!全員集合」は、
土曜日だから特別遅い時間まで起きて見ることを許された記憶があります。
大人でも9時には寝ていました。

ぐっすり眠る余裕があったのですね。

ネットもビデオもCDもなかった時代、ということもあるでしょうが。

夕方は家族で銭湯にでかけて、近所の人と談笑している大人が多かった。
この子はどうしたというような会話もあったように記憶しています。

お薬も大事なのでしょうし、一定の効果もあるのでしょうが、
環境をもっと、人間中心に変えていく必要もありますね。

動物園の動物も鬱が増えていて、SSRIが効いていると言う話には、
とても驚いてしまいましたが。

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***


【教材紹介】CDディスクでホバークラフト



本当はブログを更新している時間はないのですが。(逃避)

風船からの風圧がストローを通り、
CDの真ん中から噴出することで、浮き上がります。
するとホバークラフトのように滑ります。

色々やってみましたが、カーリング的な遊びにするのが
一番やりやすいです。

風船をふくらませることで、口腔内の筋力トレーニング、
口腔内圧を高める練習、口唇閉鎖のための口輪筋を鍛える
というねらいで。
ちょっとハードなので、風船は予め何回かふくらませて柔らかくしておきます。

カーリングにすれば、力の加減、協調運動に。

点数化すれば、算数の計算。

最近、構音練習のご褒美にも工作をよくするので、
それが楽しみで来ている子どももいます。

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***


【教材紹介】通級で使えるフリー学習ソフト 「漢チャレ君」

「漢チャレ君」
http://www.vector.co.jp/soft/win31/edu/se036053.html

シェアウェアです。
漢字の4択です。
学年別に出題され、登録者毎に成績が出ます。

Win3.1 仕様なので、古いパソコンでも。

とてもすぐれものです。

昔のソフトは、シンプルだけど、余計な装飾もないから、
すごく質が高いなあと思うのです。

***

ところで、漢字で思い出したのですが。

学習の遅れがあると、すぐにLDだとか、
逆に、LDは読み書き計算の問題だけなんだとか。

ちょっとステレオタイプかなあと。

まず、教育的なLDは、文字の読み書き計算の問題だけを指すのではないし、
知的な遅れに伴って、文字の読み書き計算も困難なら、LDではないわけです。
今の定義でいけば。

ただ、LDを知的障害があるかないかで分けることが無意味なのだと、
先進的な視点を持っているというならまだわかりますが。

ただ、たとえば「買う」という漢字の読み書きができないと言う前に、
その子は「買う」経験の束をどれだけもっているのか、という検証が大事かと。

1 お金を持って店に行く。
2 欲しい物をレジに持っていく。
3 レジが示した額のお金を渡すと、
おつりと商品が受け取れる。
その手続きをとれば、もう商品は自分のものだから、持って帰る。
4 その商品を消費する。
5 実はそのお金は、家族が汗水流して働いたからもらえたもの。
6 お金にも色々あって、足りないこともあれば、多すぎるときもある。
7 その他諸々

などの経験と、経緯の理解、言語概念の土台があって、
初めて「買う」ということばの意味、漢字の読み書きを指導する段階なのでは。

もっと言えば、たとえは「自分のもの」だって所有の概念。
誰の物か、ということは、人-物の単純な関係もあるけど、
みんなのもの、時と場合によって誰の物か変わる場合もある。

自分の物である場合と、人の物である場合とで、扱いがどう
変わるべきかというルール、暗黙知にも入ってくるわけです。


読み書き困難→LD→通級で学年を下げたプリントワーク→100点とった

ということだけで本当にいいのかなあ、と思うのです。
それも一つのやり方ではあるのでしょうけれども。

ちなみに、通級指導教室は、塾ではないですから、
教科の指導を中心にするというのは主旨にあっていないのです。
自立活動が中心とならなければならない。

学力向上というスローガンと、通級指導の主旨が混同している風潮も
最近感じているところです。

読み書きの指導ががその子の今にぴったりのこともあるでしょう。
それはそれでいいのですが。

しかし、その子の言語発達という縦軸の検討は必須だと思うのです。

たとえば、「読む」、「書く」の前に、「聞く」、「話す」はどうか。
最低限必要な観点です。


「買う」例で行けば、私なら「買い物ごっこ」をするかもしれません。
それは「買う」という漢字を覚えるために即効性はないかもしれないけど、
その子の長い人生を考えたとき、生きる力の土台として、
まず必要な指導は何か、と考えるのです。
その上で「買う」の読み書きをしたいのです。

***

記事タイトルからかなりかけ離れた、愚痴になってしまいました。

フリーソフト自体と、この愚痴とは何の関係もありません。
このフリーソフトも含めて、まず使う前に、子ども理解、ですね。

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***


まさに天が与えた出会い

公的施設である会合が終わった後、廊下を歩いていると、
別の団体の部屋から出てきた方が。

最近、関係者間で話題になっていた、あの先生。
今日もちょうど、先生の話をしていたところでした。
地域の誰に聞いても、先生を信頼していた声ばかりでした。

お久しぶりです。お元気ですか。

「一年で担当が代わるなんて、子ども達を軽視していますよね」
「子ども達のことをまず第一に大切に考えていました」
「通級担当は楽だからと、色々な仕事を押しつけられ、
ことばの勉強をする時間がとれなかったのです」
「引継ぎがうまくいかなくて、退職後、どうなっているか心配していました」


通級経験は私の方が倍長いけど、
幼少期から大変な苦労をされてきた先生の一言、一言が、
子ども達への博愛と、人生への感謝の気持ちにあふれていて、
私の胸に、ジンジンと響き、涙が出てしまいました。

「ya先生は真面目だから、何でも引き受けてしまう。
性格だから簡単に変わらないだろうけど、体だけは大事にしてね」

いつも私を励ましてくれていた先生が、数年の時を経て、
また励ましてくれました。

通級の現状について、色々な想いで胸が押しつぶれそうになっていたけど、
先生の想い、博愛の心に触れて元気を頂きました。
一番大切な方向へ引き戻して下さった気持ちです。

偶然にしては、あまりにもできあがった巡り合わせでした。

先生お元気で。


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***


【教材紹介】通級で使えるフリー学習ソフト 「漢字インベーダー95」

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Dekoさん作。
昔懐かしい、インベーダーゲームを漢字学習ソフトにしています。
問題の読みに当てはまる漢字のインベーダーを
撃ち落とします。
出題は学年別になっており、インベーダーのスピードも
好みに合わせられるので、難易度調整ができます。
Windows95時代のものなので、学年別漢字配当に
若干違いはあると思いますが、そこはご愛敬。
漢字の習得そのものが目的ではなくて、
漢字への興味、関心、学習意欲の喚起に使っています。

通常学級で「これは、インベーダーに出た漢字だ」
とわかれば、漢字への愛着も増すことでしょう。

ソフトは、ググればすぐに出てくるでしょう。

ビジュアルベーシックのランタイムを使用しているので、
インストールには一工夫が必要です。
ただ、Win95仕様なので、相当古いパソコン上でも動くはずです。

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***


日本の通級制度の幅をもっと広くしたい

国が定める通級対象である
「通常の学級での学習におおむね参加でき、
一部特別な指導を必要とする程度の者」
という範囲を超えて、通級対象としている事例があります。

また自立活動が主であり、教科の補充指導はあくまでも「従」なのが、
通級制度の趣旨ですが、
教科の指導が主になっているケースもあります。

検査や情報収集などをしないで、LDと判断してしまっているケースもあります。

これらは、通級制度の趣旨から見て妥当かどうか疑問があります。

ただ、考えて見れば、支援の必要な子で通級が良いと判断されるケースは、
国が設定している現在の通知・通達よりも、もっと多いはずです。
それを狭めているのは、第一に、人材の不足があります。

一方、特別支援学級に在籍する児童は、
特別支援学級での指導が「中心」となるようにカリキュラムを編成すること、
という縛りが、こちらの自治体ではでてきました。

「共同、交流学習」の主旨はどこへ行ってしまったのでしょうか?

通常学級に在籍し、通級の幅を広げていく方向と、
特別支援学級に在籍し、通常学級との交流、共同学習を広げていく方向とが
重なり合うように進めることが、これから大事なのでは、と思っています。

通常学級、通級、特別支援学級のそれぞれに連続性を持たせることです。

ならば、もっと柔軟に運用できるように、制度や人員を考える必要があります。

就学指導委員会で、保護者や本人が通級を希望し、
「通級妥当」と判断して、進学先の学校に答申したにもかかわらず、
教室が開設されなかった、という話は、少ない例ではありません。

通級が支援の全てではありませんが、小学校の通級で自信ややる気が育ったので、
進学先も継続してやって欲しい、というニーズがあることも事実です。

北海道では、中学校の通級指導教室担当教員は、10名の配置だそうです。
小学校の数百名とは大違いです。

関係者間の調整をどのようにしていけばよいか、頭の痛いところです。


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【教材紹介】「○○しながら、△△」で感覚統合


DSCF1417.jpg










作業療法の先生によると、トランポリンは、感覚統合の
教材としては汎用性が高いようで、よく使うそうです。
うちの学校の特別支援学級用に立派なトランポリンがあり、
時々お邪魔してお借りしています。
(うちの通級指導教室は、プレイルームさえないので、
ほとんど特別支援学級の空間を空き時間にお借りしているのが現状です)


跳び方を見ていると、色々なことがわかります。
構音指導や読み書き障害、注意欠陥等と関係ないように思いますが、
実は大いに関係がある場合があります。
(あくまでも、「場合があります」)

DSCF1416.jpg














カンポックリをしながら風船サッカー。
(このカンポックリは、「鉢」を逆さまにして段ボールでクッションにし、ガムテープをぐるぐる巻きにして作りました)

このように「○○しながら△△」を感覚統合の指導としてよく使います。
もちろん、それぞれ一つずつの動きを確かめて、
大丈夫だと思ったら「ながら」にしています。

先のトランポリンも、
「跳びながら、風船バレー」
「跳びながら、輪投げ」
「跳びながらキャッチボール」

などをしています。

ボールの大きさ、固さ、輪投げの輪の大きさも、色々と試しています。

来室時に注意・集中に著しい困難があったり、
テンションが下がっていたりするときに、導入時に行っています。
または、課題の報償として、指導の終わりの時間に行うこともあります。

導入時に行うことで、子どもの姿勢や目つきが、著しく変化する場合があります。

朝ご飯を食べてこない子には、あまり効果がありません・・・。

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新たな支援への出発~新築発達支援センターにST.OT正職員配置



公私共々お世話になっている、発達支援センターが、
来年4月の新築移転に向けて、建設が進んでいます。

センターはこれまで、マンションの一部を借りる形で運営されてきました。
しかし、全道第2位を誇る? ケース数に耐える構造と広さでは、
とてもありませんでした。
移転新築が関係者の長年の悲願でした。

新施設は、木造2階建て、1階に機能訓練室や保育室、
2階に言語・聴覚指導室などを配置。
これまで私たち小学校教員と一緒に運営してきた幼児ことばの教室は、
こちらに分離移転することになります。

分離移転に当たっては、親の会も含め、様々な経緯がありました。
分離移転はしますが、新施設は当小学校教室のすぐそばに建てられ、
連携しやすい環境と言えます。

すばらしいのは、これまでの職員に加えて、
言語聴覚士、作業療法士が正職員として新たに雇用されるという点。

臨時職員が一般的になりつつある全国的な状況の中で、
これは子育て支援に力を入れようとしていることを強くアピールするものです。
職員の身分が安定するということは、
子ども達を長いスパンで落ち着いて見ていくことができるということです。

某紙では、「発達に遅れのある子ども達とその親を支援するのが役割」
とありますが、広く子育て支援一般という大きなくくりがまずある、
という位置づけのはずです。

自分も子育てしていて、就学前までの支援というのが、いかに重要かを
実感しています。

私はこの動きに大きな期待と、私自身が生まれ育ったこのまちでの、
歴史的な節目に出会っていることの喜びを、
自分自身の生育歴と重ね合わせて感じています。

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【教材紹介】科学の祭典大会より7

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風船に弁付きのストローを差し込み、風船をふくらませると、
ピーと鳴ります。

口唇閉鎖、呼気圧など、一般的な口腔機能訓練になるかも。

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【教材紹介】科学の祭典大会より6

DSCF1406.jpg











タコかと思ったら、クラゲだそうです。
フーと吹くと回ります。

磁石の力でくっつき、コップ側は、ねじの尖端一点で接触しているので、
よく回ります。

ブローイングに使えますね。

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【教材紹介】科学の祭典大会より5


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風船に紙コップをつけて、電話のできあがり。
音声のことばへの関心を引きよせることが必要な場合に。

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【教材紹介】科学の祭典大会より4




前回の記事の教材を自分で応用したので、お祭りの展示とは違う内容ですが・・・。

元祖「おはなしすごろく」を少し改変し、
コマは、磁石つきのペットボトルのキャップ。
(写真では、キャップをひとつ裏返しにしてわかりやすくしていますが、
実際には表にします)

サイコロを振って、出た目の数だけ進み、
そのマスの質問に答えるのは同じ。
でも、磁石が反発し合って、相手が先のマスに
すべったときは、相手にとってラッキーというルール。

相手のマスと同じところに止まったときは、
その上に「おんぶ」。

おんぶされた側は、おんぶしたまま前に進む、という
まわり将棋のルールを適用。

これで、すごろくが何倍もおもしろくなります。

蛇足ですが、時間などの都合により、使用するサイコロは、
0~4までしかないサイコロ、通常の1~6のサイコロ、
10までのサイコロを使い分けすると調整できますし、おもしろいです。


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【教材紹介】科学の祭典大会より3

DSCF1354.jpg











2つの磁石を2つのペットボトルのキャップにそれぞれ入れます。
そのうち一つは、斜めに入れます。
地面に平行に入れた方には、何か絵を描いて上に置きます。

このふたつのキャップを近づけると、
磁石を地面に平行に置いた方のキャップがくるくる回転します。



構音指導や、ちょっとした遊びなどに応用できないか思案中。

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【教材紹介】科学の祭典大会より2

ブーメラン

 

牛乳パックで作ると、かなり飛びます。


紙を切って、縦13cm、横2.5cmの長方形を3本作ります。

短い方の辺の真ん中に、1cm超の切り込みを入れます。

3本を組み合わせて、ホッチキスで止めます。

指導の目的は前回と同じ。
それに、追視のトレーニングにもなるかもしれません。

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【教材紹介】科学の祭典大会より1

大規模な大会でした。

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パタンと倒れ、転がる折り紙。

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目と手の協応、視知覚、競走にすればルール理解とルールを守りながら遊ぶ。
などの指導のねらいに。

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