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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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特別支援教育士 倫理規定

http://wwwsoc.nii.ac.jp/sens/aboutsens06.html

倫理綱領


第7条 
S.E.N.S、S.E.N.S-SVは、一般の人々に対してLD・ADHD等や特別支援教育に関する知識又は専門的意見を公開する場合には、公開内容について誇張がないように、公正を期さなければならない。

2.S.E.N.S、S.E.N.S-SVは、前項の内容が、商業的、宣伝的、広告の場合は、社会的影響について責任がもてるようにしなければならない。

                          

倫理基準

第7条
 S.E.N.S、S.E.N.S-SVは、専門家としての知識や意見を、新聞、テレビ、一般図書等に公表する場合は、内容の公正を期することに努め、誇張、歪曲等によって、S.E.N.S、S.E.N.S-SVの専門性と信頼を傷つけることのないようにしなければならない。


このブログも「新聞、テレビ、一般図書等に公表」に当たる可能性が高いでしょうね。
特別支援教育士を名乗るのであれば。
「誇張」、「歪曲」にならないように気をつけなければと思います。
様々な学説がある場合、それぞれの立ち位置を公正に判断し、
特定の学説、方法論に偏ってはならないのでしょう。

チルドレンファーストに立つならば、誇張、歪曲という結果になるはずはないのですが。


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【文献紹介】教室の設置運営には必携の書『改訂第2版 通級による指導の手引』


『改訂第2版 通級による指導の手引 解説とQandA』文部科学省

これから通級指導教室を開設しようとする方、運営する方には必読の書です。
法律面はこの一冊を理解すれば、何が起きても大丈夫です。
教育行政職でも知らない方が多いです。
実際、ある教育行政職の方にお貸ししたことがあります(笑)

最近改訂された最新刊です。


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北海道特定疾患医療費給付対象 突発性難聴

医師に相談したら、昔はよく出されたけど、今は厳しくて出ない、会話領域は比較的良いのでなおさらとのこと。会話は自覚的には聞き取りにくいんだけどなあ。リクルートメント現象のせいで、値以上に聞き取りにくいのです。財政難のあおりはここにも? 研究に協力したいのと、お財布にやさしくしたかったのですが。DVD復活させて高く売ろうかなあ。なんてね。
点滴減らしてもいいと昨日言われたのに、今日も打っといた方が無難と言われて点滴中。にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
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漢字単語は、心像性の高さによって読みの習得の様相が異なることが指摘されています。

やっぱり我流でなく、きちんと論文にあたった方が良い、とこの頃思っています。
日本LD学会の発表論文集に紹介されていました。

NTTデータベースシリーズ「日本語の語彙特性」
http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/lirg/resources/goitokusei/
 
漢字単語は、心像性の高さによって読みの習得の様相が異なることが指摘されています。 
心像性とは、つまり単語のイメージをどれだけ持てるかということですね。
つまりその単語の意味がイメージできなければ、読みにも影響するとは当たり前の話ですが、それが学術的にも最近、単語属性として注目されているようです。LDだけでなく、失語症でも。
 
このNTTデータベースはよく出てくる単語をデータ化しているわけで、漢字の学習の優先順位の決定にも使えるのではないかと思います。とても高いので買えませんが。
 
ちなみに上記ページでは、あなたの語彙力が測れるそうですから、遊びがてらやってみては。



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よくならないなあ

何だかよくならないなあ。ストレスも疲れもたまる一方。何でこんなに病院にこなきゃいけないんだろう。はじめ1ヶ月で8万円。そのあと月々2万円弱はいくんですけど。北海道の特定疾患医療費受給に該当するのかなあ。もう二ヶ月半。いっそのこと入院したいなあ。すっかり休日の居場所になってしまった。
2012061612490000.jpg













玉ねぎ農家にでも転職しようかなあ。あんな御殿のようなお家が建てられるの?言語聴覚士の資格を持つ農家。手が空いたら地域のじいちゃん、ばあちゃんをボランティアでセラピーしますよ。なんてね。



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ことばの教室の新設をめざす他市町村教育委員会の方が見えました。

色々ご質問を頂いたのでお話ししました。
 

ことばの教室には、「通級制」と「特別支援学級」の2種類があります。
通級制の教員配置は「過員配置」です。つまり定数として法律の定めなないけれど、一時的に特別に配置しましょうという扱いです。めやすとして、通級予定の児童生徒が、10人以上いることが必要です。きちんとした配置基準にはなっていないため、20人居ても配置されない場合もあれば、3人でも配置されるところもあります。地域の実情や国の経済情勢などによって変動します。
北海道の通級制のことばの教室も同じように「過員配置」の扱いであり、ほとんどは国の予算です。北海道単独で増やしている人員もあります。
 

通級制のことばの教室と、いわゆる発達障害通級とは、法律上の扱いは全く同じです。教員の配置基準も同じですし、両者とも「通級による指導」が法的根拠です。学校教育法施行規則第140条です。
だから、学校での看板は、「ことばの教室」でも良いし、「ことばとまなびの支援室」でもいいし、何でも良いのです。
ただし、基本的には扱う障害種は一つの教室に一種類が原則です。つまり、言語障害を扱う教室は、言語障害のある児童生徒が通級するのが原則です。しかし、担当教員の専門性や、指導方法の類似性などに応じて、他の障害種の通級が混在してもOKです。(文部科学省1178号通知)
たとえば、ことばの教室に、発達障害のある児童生徒が通級することは条件付きで許され、発達障害通級に言語障害のある子が通級してもOKです。指導できる専門性があるかどうかは別として。
 

特別支援学級としてのことばの教室を設置するか、通級制のことばの教室を設置するかは、基本的には就学指導委員会での措置判断によります。それぞれで扱う障害の程度が異なります。ただし、特別支援学級のことばの教室は、北海道の場合、児童生徒が一人でも該当していれば、学級が開設される可能性が高いです。そこに、その学級の在籍児童以外の児童生徒が、学級が空いている時間に通級することは、法律的にも認められています。
 
そのほか、もろもろ。
教育委員会の特別支援教育コーディネーターが、直々におたずね下さるなど、設置のために尽力くださるという動きは、たいへんすばらしいです。

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「1回ぐらい通級を休みにしても良い」が教室を滅ぼす

「年度末の会議なのだから、一回ぐらい通級を休んで、会議に出て欲しい」
「スキー授業でどうしても人手が足りないから、一回ぐらい通級を休みにして手伝って欲しい」
「運動会、学芸会の準備で人手が足りないから、通級を休んでスタッフとして動いて欲しい。教室の職員である前に、学校の職員なのだから」

各係や分掌から頼まれる仕事は、それぞれの立場からの依頼であり、
その内容はごもっともなわけです。
しかし、それぞれの係から教室担当者に依頼される事例を積算していくと、
ついには通級指導そのものが、たとえば
一ヶ月にわたりできなくなってしまうということを、
各依頼者は気づきにくいものです。
通級児童は、週に1、2回程度しか通級できないのです。
指導を一回休むのは、通常学級で1週間授業を休むのと同じ
重みを持つ場合が少なくありません。

本校では長い年月の間に、運動会の事前準備の日は例外的に通級を休みにする、
学芸会の前日は、指導のない時間に仕事を手伝う、などと、
一つづつ積み上げながら合意点を見いだしながら、その体制を作ってきました。

また、通級担当者同士が悩みを共有し合い、子どもに還元していくという主旨の
先生方の集まり、研究協議会は、親の会の理解を得ながら、むしろ通級を休んででも、
それ以上に子ども達に還元されるということから、築かれてきたものです。

そうした歴史を無視して、簡単に通級を休みにするという発想が果たして許されるのでしょうか。

通級指導を受ける児童には、指導を受ける学習権があります。
学校の都合によって、その権利が奪われることは、決してあってはならないのです。

通級担当は、その学校の職員である前に、事実上、地域の支援を担うための配置なのです。


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クローズアップ現代「“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~」2

どうもツイッターなどを見ていると、この番組に対する反響があり、
私と同様に感じた方が少なくないことがわかりました。

偏向報道と感じたことはたくさんあるのですが、
「向精神薬には、服薬を止めるときの『離脱』という恐ろしい現象がある」
という主旨に対してもでした。

たとえば、最近ADHDに処方されるようになってきた
SNRI(選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)(商品名 ストラテラ)は、
非中枢神経刺激薬であり、依存の可能性がほとんどない薬です。
私の相談経験でも、処方を受けているというお話が増えています。

SNRIは、非中枢神経刺激薬なので、向精神薬ではない、
ということになるのかもしれませんが、医師が処方するのは、
依存性の高い薬ばかりではないということをなぜ報道しないのでしょうか。

何十年も先の長期的な副作用の研究がないのは確かですが、
子どものうちから失敗体験を繰り返し、自信喪失から二次的な精神障害に至るのと比べて、
どちらが子どもの人生にとって利益につながるのでしょうか。

登場した児童精神科医は、昔から、NHKラジオ第一放送で子どもの相談を
担当されていた方なので、よく存じ上げていますが、
当初から、薬とか、「発達障害」に対しては批判的な方だという印象は持っていました。



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【自作教材】早押しボタンで様々なグループ遊びを




パソコン上の絵カードが一枚ずつ替わるので、


 「き」の音が入った絵カードだったらボタンを押す。(例「きつね」)
  →構音障害があって、単語の中の特定の音の抽出が難しい子に。
  
    単語中にあるかないか、どの位置にあるかが瞬時に判断できるようになることが、
 
    正音の定着には必要です。

  
 
2  
 「食べ物のカード」が出たらボタンを押す
  →衝動性のコントロールなどに。

 
 

 「なぞなぞの答えがわかったらボタンを押す」
 →短文の読みの育成に

4 
 
 「(同時に4つの絵を表示して)、仲間はずれの絵がわかったらボタンを押す」
 →カテゴライズ、抽象概念、言語表現の育成に



 
 
 この早押しボタンのゲームは、グループ指導でよく使えます。
 

 グループ指導の長所は、少人数での他児との関わりによる教育的効果。
 

 弱点は、一人一人の特性に合わせた指導が難しくなり、一人一人の行動観察が手薄になりやすい。

 この長所と短所を踏まえないと、何でもグループ指導でやってしまう、それ自体が自己目的化してしまう危険性をはらんでいると言えます。逆に言えば、個別指導では補い得ないことが、グループ指導で補える可能性はあります。

 また、遊びの方法や内容をどこまで統制するか、自由にするかは、それぞれの子どもの実態やグループ指導のねらいによって検討される必要があります。

 原則としては、グループ編成は、指導のねらいや子どもの実態が似通っているということがあるでしょう。
 逆に言えば、子どもの状態像が似通っていても、その背景(機序)が違っていれば、グループ指導を組むかどうかは慎重な判断が必要と思われます。反対に言えば、状態像が全く違っていても、背景(機序)が一致していれば、そこへのアプローチとしてグルーピングは可能ということになります。

 
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ぼたんのお写真

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傷ついたDVDを歯磨き粉で直す!

DVD映像が途中で止まってしまうのは、傷のためと思われました。
ネットで検索すると、歯磨き粉で研磨したとの実践例があちこち。
本当にやってみました。
しかし、磨いてパソコンに入れると、今度は全く読めなくなってしまいました。
もうだめかと思って、もう一度検索したら、「つぶ塩入りの歯磨き粉はだめ」だとか。
そこで幼児用の歯磨き粉を使って再度磨き直しました。

するとどうでしょう。何事もなかったかのようにきれいに映るではありませんか!

これから真似しようと思われた方は、自己責任でお願いします。と一応書いておきます。


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親の会、当事者、関係者の声が一番

今日は地域の親の会の総会と焼き肉をしました。
私は焼き肉の準備スタッフだったため、
総会時の様子は伝え聞きでしかありませんが、
現在のトピックは、「中学校への通級指導教室の設置運動」でありましょう。
私はこの点、法律面、制度面、運動面は了解しているため、
依頼があれば全面的に協力する用意があります。

小学校のことばの教室を終了しても、中学校でも継続して指導を受ける必要がある
と判断できる児童がいます。
しかし、中学校には通級指導教室がないために、
就学措置としては、「卒業に伴う終了」と呼んでいます。
「卒業に伴う」は、教育行政の都合であって、本人の都合ではないわけです。

たとえば吃音は、思春期がもっともつらい時期であることが少なくありません。
構音も、引き続き指導を受ければ、さらに状態がよくなる可能性がある児童がいます。

幼児から小学校卒業まで、7年も8年も通ったのに、ということは実際にある話です。

通級が支援の全てではありませんが、通級でなければできない支援もあるのです。


定年退職した先生にまで、「5年前の○月○日の勤務時間中何をしていましたか?」
などというくだらない調査をしている時間と予算があるなら、
目の前の子どもを何とかして下さい。
スクラップばかりで、ビルドがまるでない。
超過勤務で体を壊している先生が、私の周りでもどんどん増えているのに、
そんな調査はあまりしないんですけどね。

「予算がない」はわかりました。
OECD各国で、もっとも教育予算の少ない国、日本。
けっきょくは国民の世論、やる気の問題です。
お金の問題ではないのです。

・・・とけんかごしでやるとうまくいきませんので、仲良くやりましょう。
「熱き想いはそのままに、きれいに包む」ことが大切です。(笑)

私はNPOでも立ち上げて、無報酬で見てさしあげたいぐらいの気持ちがあります。
体が2つあれば・・・。


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聴力が最も低下するのは朝

ネット情報では、私の病気の場合、日中最も聴力が低下するように感じるらしいですが、測っていると、朝が一番低下しています。朝は体が固いですし、血流が良くないからだと思っています。そのあと上がっていき、疲れると下がる感じです。ところが、朝起きてすぐストレッチしておくと、朝からあがるのです。血行障害説が、やっぱり有力かなあと。今日は障害者団体主催のビールパーティー。行きたかったなあ。アルコールは一般に禁止でないらしいですが、私の場合は経験則からダメみたいです。


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【自作教材】ならべかえて単語! 音韻ループのワーキングメモリ育成に

ワーキングメモリというのは、少し言い方が大きすぎますが、
音韻分析能力と言いましょうか。
以前紹介した「並べ替えて単語」の教材pdf版を以下の記事中にアップしました。
http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/620/


ランダムな文字の羅列を並べかえて単語にする課題です。
音韻的な処理の育成によって、構音の会話レベルでの安定や、
単語レベル以上の文字の読み書きの土台となる力の育成を図ります。

トランプサイズにしていますので、様々なゲームに応用できます。
一枚ずつ引いて、答えられたらゲットとか。

週1回からの通級では、学習そのものを教えても成績の効果を上げることは難しいですが、
土台となる力を育てることはできるはずです。

子どもの実態に応じて、文字数を加減、選択してください。


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【文献紹介】エビデンスに基づいた吃音支援入門 菊池 良和著

『エビデンスに基づいた吃音支援 入門』 菊池 良和著、2012、学苑社

吃音の当事者でもある菊池先生の最新刊です。

これまで言われてきた吃音についての考え方、指導方法などを
科学的エビデンスに基づいて一刀両断にしています。

最新の研究で言われていることを科学的にきちんと示しているという印象を受けました。

菊池先生は、直接的な指導に対して否定的なのかと勝手に思っていましたが、
「過去からの吃音体験(感情、情動)の共感+自己肯定感を育てる+言語療法を
するのが良い」と述べていました。
つまり直接的な指導を否定しているわけではないと思われました。

逆に小手先の指導だけでは、良い支援ができていない可能性がある、とも述べておられますが、
それもその通りだろうと思いました。

一方、昔は、本人に対して吃音に触れないようにするという考え方もあったようですが、
私がことばの教室を担当してまもなく、
『学齢期の吃音指導 専門家のための手引き』
Carl W.Dell,Jr./著 長沢泰子/訳、大揚社  1995年
が出てから、ことばの教室での吃音に対する考え方が大きく変わったのを覚えています。

ただ、自然に改善するかもしれない、しかも発症まもない幼児に、
聞き手が話し方を指摘するのはやり過ぎですし、
話しに夢中になって流ちょうに話せているときに、「上手に話せているね」などと
声をかけられれば腹が立つわけですから、子どもの状態、年齢等々に合わせた
対応はしなければならないのでしょう。

著書も指摘しているように、吃音は多因子モデルであり、症状だけではなくて、
トータルな子どもの理解が大事なのでしょう。それは吃音に限らないですね。
そうすれば、子ども一人一人の違いが明らかになるし、明らかになれば
アプローチ法も違ってくるわけです。

トータルな子ども理解の上で、いくつかの考え方、方法を組み合わせるのが良い
と私は思っています。吃音に限らず。
実際それで、効果を上げてきています。

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【自作教材】「り」のつくことばプリント

ダウンロード(pdf)

忍者への復帰記念に自作教材をアップします。

1 音韻分析能力や、言語的推理等の育成に
2 語彙の拡大に
3 「り」が短文音読レベルまで改善して、自由会話での般化を目指したいときに。

禁忌
1 まだ文字の読み書きができない場合


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科学的な根拠

私の病気は、
 
1 専門職でストレスをためやすい人に多い
2 先進国に多い
3 30~50代に多い
 
ということは、統計上、科学的エビデンスとして、間違いないようです。
 
症状の原因については特定されていますが、その原因がなぜ生じるのかはまだわかっていないようです。
 
諸説を挙げると、
 
1 自律神経の異常
2 血行不良(肩こり、首凝りとも関連)
3 アレルギー(自己免疫疾患)
4 遺伝性(ただし、統計上のエビデンスはないようです) 
5 ストレス、過労
6 感染症(一部、強く唱えている方がいて、そのお薬はとても高価なようです) 
7 水分代謝の異常、塩分過剰摂取
 
などなど。
 
治療にも色々あって、
 
1 第一選択は、利尿剤。ビタミンB12。場合によっては抗炎症薬。睡眠薬。精神安定剤。
 
これが、今のところ、医学的に一番エビデンスとして信頼できる治療のようです。漢方もあるのでしょうが。
 
そのほかに、
 
2 有酸素運動(週3時間、脈拍が一定以上に上がる運動)
 
もあるそうで、さらに民間療法としては、
 
3 栄養価の高い飲み物
 
4 某メーカーの某清涼飲料水(笑)
 
5 気功、ヨーガ
 
6 食事療法(塩分や水分の制限)
 
7 感染症に対応する薬(とても高価らしい)
 
などもあるようです。
 
私の2ヶ月の闘病生活では、睡眠や疲労と聴力との相関が一番強く、医学的にもそれは確かなようです。
 
それと、夜の食事も、次の日の体調に影響していることは、この病気になる前から感じていたことですが、忙しくなると、どうしても後回しになっていた生活を反省しています。
 
今、考えると、なるべくしてなった病気ではないかと思います。
この病気は、耳だけでなく、身体全体との関連で見ていかなければならないということは、間違いないです。薬を飲みながら、当たり前の、食事、睡眠、運動、静養を地道に続けるしかない、というのが今の私の結論です。
 
わらを持つかむ心情の人に、科学的エビデンスのないことを主張して、高価な物を売りつけようとする業者は、どの分野にもあります。
 
特別支援教育にも。
 
それを飲んだから(行ったから)状態が改善したのか、それともたまたま改善の時期が一致したのかは、経緯や他の要素との関連で論考しなければなりません。
 
ビデオデッキが家庭に普及した時期と、自閉症の発症率が増えている時期とが一致するから、「ビデオの見せすぎが自閉症の原因」という文献がありましたね。
 
この子にこういう指導をしてはいけないという禁忌は守らなければならないし、科学的に支持されている第一選択の指導をまず採用する、ということでなければなりません。独自の研究に基づくものや、個人的な思いつきで対応することは、専門職として、いかがなものでしょうか。だから、基礎知識は必ず必要ですし、「そのとき、その場での」実践的な研修が、新しい先生には必須なのです。

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【自作教材】CDのコマ


どこかで見たような気もするのですが、CDの穴にビー玉を落とし込んでセロテープで固定しただけです。
 
ものすごくよく回ります。CDは廃品利用です。裏面に油性マジックで好きなように模様を描きます。
 
ルールを話し合ったり、運用したり、などSSTの教材として。
 
SSTというと「作法」というイメージが強いですが、こうして同じもので遊ぶとか、共同で作業するということ自体も人づきあいの土台として大事なんだなあと思うのです。
 

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あくまでも、当事者、本人の視点で

雨の日のせいか、今日は聴覚補充現象が強く、遠くのプレイルームで遊んでいる子どもの声が、そばで聞こえるようにギンギンと響き、痛みを覚えました。休み時間に2年生の廊下を歩いていると、子ども達の黄色い声で、耳が壊れてしまうのではないかと思いました。
 
まるでハウリングを起こしているスピーカーのようです。
 
また、運動会の練習の放送の音が急に聞こえてきて、身体全体でショックを覚えました。運動会当日のために、既に3種類の耳栓を用意しています。
 
きっと聴覚過敏の子も、運動会はこれだけつらいのだろうなあと、本当に自分のこととして感じました。
 
大人の視点では、子どもに運動会にどれだけ参加させられるかとか、どれだけ我慢させられるだろうか、と考えてしまいますが・・・。
 
 
 
NHKのラジオ第一放送では、「子どもの心相談」というコーナーがかつてあり、内田良子さんを始め、すばらしい先生方のカウンセリングに学んだ点は多くありました。(今でも細々とやっているのでしょうか)
 
内田先生の視点は、大人の都合ではなく、あくまでも子どもの視点に立ってのものであり、それは一貫していました。
 
大人の自己満足、自己顕示欲ではなく、その子の今と将来への視点に立って。
 
全ての手続き、仕組み、ことば、はそこから作られていかなければならないなあと思うのです。


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宣告

いつもは気導しか検査しないのに、今日は初診以来、骨導もやりました。

いつもよりプップッ音が小さく感じたので、また悪くなったのかなあと思った。
でも検査室のとびらは分厚い核シェルターみたいで、すごい防音設備だと思ったら、隣や上からの雑音に気をとられて、ボタンをおすタイミングが遅くなりました。
しかし結果はいつもと同じ。
医師曰く、聴力は固まる時期に入ったので、たぶん治らないだろうと。宣告されました。

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どちらの情報が正しいのか

ネット上では水分を控えるように書いていますが、今日の診察で初めて会った先生には、水分をよく取るように言われました。
ネット情報の方が信用できないけど、まあ人のブログのことは言えないかも。
水分説は、どっちも理屈はあるけど、統計的に有意差はないのかな?
とりあえず、泡のついた水分はとらないようにしていますが。
運動はウォーキングを完全復活。早朝に歩くと、鳥のさえずりが、心に染み渡りました。
聞こえるとは、音声的にだけではないですね。しばらく立ち止まって、心に染み渡るのに没頭していました。
しばらく忘れていた大事なこと。


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気導聴力検査

私が子どもにかけているやり方とちょっと違うのでした。上昇法であるのは同じですが。
測ってくれるSTは毎回違う人なので、測る度に値が変わるのはそのせい?
という気がしないでもないが、変動するということは、聴力が回復する可能性がまだあるということらしい。
昨日よりいいのは、午前中ねていたからかもなあ。
でも5dB程度なら誤差の範囲では?
医師もその可能性もあるとおっしゃいましたが。

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藁をもつかむ気持ちにつけこみ

私の病名で検索すると、実に様々な情報が出てきます。
難病だけに、長い闘病生活を緻密に書いたブログもあれば、これをすれば治るという怪しい情報まで。
色々試したくなる気持ちになってしまいます。
怪しいと思っても。つけこまれないようにしなければ。
結局は、地道に長い目で見ていくしかないのでした。
どれが広く支持された情報で、どれが独特な情報なのか、選別したいものです。

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片側性難聴

片側が聞こえていれば大丈夫、と言われます。
確かに学習やコミュニケーションに支障を感じない子も多いのでしょうけど。
私の場合、雑音があると、てきめんに聞き取りにくくなります。
音源の距離が遠くてもだめです。
職員室で、右側の遠くから小さめの声の発言だと、全く聞こえません。
座席の位置が悪いですね。
明日から逆向きの空いている席を頼んでみます。

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障害のカミングアウト

結論から言うと、周りの状況によるということ。 私の右耳は125,250Hzで40dBまで低下しています。
難治性です。
高い音が割れる聴覚補充現象 リクルートメント フェノメノンもあり、語音明瞭度が低下しています。
構音指導時は左側で聞いています。
日常では周囲に雑音があると、聞き返すことが多いです。
聞き返すと、もう一度言ってくれる時、面倒臭そうに言う人が減りました。
私の病気を知っている人は。
聞き返されると言うことは、話した内容を否定されたのではなくて、内容への関心がないのでもなくて、純粋に聞こないんだなとわかる、ということもあるからでしょう。
そんな時は病気を公開してよかったなと思います。
一方、私が過去別の病気だったときは、周りのメンバーは今と違いますが、ひどい扱いを受けました。
言わなければよかったと後悔しました。
ただ自分で気をつけられるので、診断をもらったこと自体はよかったのです。


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