ハンドルネーム ya
某公立学校通級指導教室担当教員
言語聴覚士
特別支援教育士(S.E.N.S)
性別 男
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子どもにとっても、テスターにとっても負担が小さくない、というブログ記事も見ます。
19もあれば、そうでしょうね。
でも、認知科学と学力とを関連づけて、LDの判断をするとなると、それだけ詳細なデータが必要ということですね。
むしろ、習得尺度の下位検査について、読み書きを本当に評価するには、これだけでは足りないという意見もあるぐらいです。
解説書では、認知尺度と習得尺度のどちちか一方の実施でも良いとのことですが。
ということは、たとえば、WISC-4を過去にとったことがある場合、KABC-2の習得尺度のみ実施して、組み合わせるということも、ありなのでしょうか。
ありならば、負担軽減にはつながりますね。
評価点も標準偏差も同じなので、比較はできるのでしょう。
ただ、カウフマンモデルと学力との組み合わせた検討はできなくなるでしょうが。
でも、どちらもCHCモデルと相関が高いし、KABC-2の方は、初めからCHCモデルでもデータが算出できるようになっている利点もあるので・・・。
全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会は、
http://www.nangen.jp/
『きこえとことば研修テキスト』改訂版をこの6月に発行だそうです。
名簿に登載されている全ての教室に送付するとのこと。
地区によっては、新しい先生のためのテキストを自前で作成されているところもあるでしょうが、
これを使えば、その手間ははぶけますし、執筆者は著名な方が多いですし、内容も秀逸です。
ぜひ、このテキストを使っての研修をお勧めします。
また、動画では、
ネットで学ぶ発音教室! - 国立特殊教育総合研究所
が秀逸です。
手前味噌ですが、
「構音の指導研修DVD」
http://kotobaroom.blog.shinobi.jp/Entry/252/
もよろしく。(これは長期休業中に受け付け予定)
第9回 言語聴覚士国家試験
午前 第42問
正しい組み合わせはどれか。
a.耳硬化症 ーー 混合難聴
b.滲出性中耳炎 ーー 感音難聴
c.真珠腫性中耳炎 ーー 後迷路性難聴
d.突発性難聴 ーー 補充現象
e.メニエール病 ーー 低音障害型難聴
1. a、b、c
2. a、b、e
3. a、d、e
4. b、c、d
5. c、d、e
***
ヒント
小学校低学年ぐらいまでによく見られる滲出性中耳炎。
ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨のある中耳に水がたまり、鼓膜を圧迫するため、きこえが悪くなります。だから、感音性ではなく、伝音性。
また、真珠腫性中耳炎も中耳の部分なので、後迷路性難聴ではありません。
よって、b,c のある選択肢は除外されます。