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某公立学校ことばの教室教員。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士。 『クイズで学ぶことばの教室基本の「キ」』の著者。  SINCE 2000.1.1 
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クイズ$アネオリミ 構音編 ver.0.5

1 標準的な発達の場合、しりとりができるようになるのはどの時期までか。 

A 幼児期
B 小学1年生
C 小学2年生
D 小学3年生


2 すぐ離席したり、わざとのいたずらが多く、構音障害を呈している小学1年生の子の指導で、最も妥当なのはどれか。

A 過去の問題行動を含めて反省させる
B 非指示的なカウンセリングをする
C 5分着席できたらシールを与える
D わざとのいたずらをきちんと叱る


3 発語のない6歳のダウン症児の指導で適切でないのはどれか。 

A 身振り手振りに反応してあげる
B 指さしによる要求に応える
C 構音点(構音位置)を教える
D 場に合った音声言語を聞かせる


4 音韻発達を調べるのに、単独では評価しがたいのはどれか。 

A 視写(写し書きする)
B 聴写(聞いたことばを書く)
C 復唱(まねして言う)
D 呼称(絵を見て名前を言う)


5 「カタツムリ」→「カカツムリ」、「トケイ」→「コケイ」の置き換えのある7歳児に対して、必ず掘り下げ検査すべき音はどれか。 

A タ行
B カ行  
C ツ  
D マ行


6 「鼻から抜けるような声」との主訴に対して、鼻漏出のもっとも確実な検査法はどれか。 

A 鼻息鏡をあてながら発音させる
B 水を飲ませる
C 風船をふくらませる
D ろうそくの火を吹き消す


7 サシスセソが一貫してタチツテトに置換している子の構音を指導する順序で、一般的にもっとも妥当なのはどれか。

A サ→セ→ソ→シ→ス
B サ→セ→シ→ス→ソ
C ス→サ→ソ→セ→シ
D ス→サ→シ→セ→ソ


8 文の音読レベルまで正音が出るのに、会話に般化しにくい場合の指導として、妥当でないのはどれか。 

A 時間を制限して会話時に指摘
B 正音と誤音の単音での弁別
C ペンライトで舌緊張の有無を視診
D 長文での音韻抽出


9 カ行→タ行、ラ行→ダ行、サ行→シャ行の置き換えが一貫している機能性構音障害のある小学1年生への指導で、一般に、まず手がける音はどれか。 

A カ行
B ダ行
C ラ行
D ナ行
 

10 「キ」が「チ」のように歪み、「シ」が「ヒ」のように歪む場合、指導方法として優先されないのはどれか。 

A 舌を平らにする練習
B 舌出しでストローをはさむ
C 風船をふくらませる
D 肩と舌の力を同時に抜く

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Comment
無題
こんにちは。チャレンジしてみたのですが、正解はどうすれば、わかるのですか?
Re:無題
1 A   2 C   3 C   4 A   5 A
6 A   7 C   8 B   9 A   10 C

いかがでしょう? ご質問、ご意見ありましたらどうぞ。
【 管理人ya 2010/04/17 16:12】
無題
回答ありがとうございます。残念ながら二問まちがいました。
8問目と10問目がちがっていました。8問目は、妥当でないのは「C」だと思いました。やったことがありません。教室にはペンライトもありません。どうやってやるのですか? また舌緊張が確認されたらその後どうすればよいのですか?わたしは自己弁別がゆるいのだと考え、他者弁別および自己弁別のレベルアップを図るようにしてきました。
それから10問目も、自分にとってイメージがわかない「D」だと考えてしまいました。
肩と舌の力を同時に抜く方法を是非教えてください。よろしくお願いします。
Re:無題
8問目について
文の音読レベルまで正音が出せると言うことは、
単音節レベルの弁別は少なくともできあがっているのでしょう。
確かに「自己弁別がゆるい」のですが、もし弁別力アップをするなら、単音節レベルでなく、文レベルで行うのが妥当でしょう。

舌の緊張が取り切れていないために、文レベルのひずみがどうしてもとれない、ということが、側音化構音、口蓋化構音であります。
実は単音節レベルで既に緊張が抜けきっていないのですね。
舌の奥の方がまだ挙上しているのです。
確かめるには、たとえば/ki/なら、
/aki aki aki/と アをつけて連続で言わせながら、
口の中を見ます。
アをつけることで、舌の奥側が見やすくなりまし、
連続して出すことで、映画のフィルムのように
動きがわかりやすくなります。


第10問について

設問の構音は、側音化構音の疑いが強いですね。
側音化構音は、舌の緊張をとるのが至上命題ですから、
風船をふくらませるなど、口輪筋などを鍛える練習は
あまり意味がないと思われます。
ただ、鼻咽腔閉鎖機能が良くないために、側音化構音が
誘発されている場合、風船をふくらませる訓練により、
鼻咽腔閉鎖機能を高めることをねらうということも
あるのかもしれませんが。

肩と舌の力を同時に抜くのは、いい映像があります。
http://forum.nise.go.jp/kotoba/htdocs/
の中の、
http://forum.nise.go.jp/kotoba/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=71


いいページができたものです。
私のDVDもお役ご免です。笑
【 管理人ya 2010/04/17 21:04】
びっくりデス!
yaさん、くわしく教えていただきありがとうございます。口蓋化構音のお子さんを二人担当しています。今年度の指導方針に取り入れていきたいと思います。担当者の教材研究が、何より重要なのですよね。子どもに負担のかからない楽しい指導のため、頑張ります。紹介本当にありがとうございました。
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